ノードのネットワーク設定の変更

IP変更ツールを使用して、1つ以上のノードのネットワーク設定を変更できます。グリッド ネットワークの設定の変更、または管理 / クライアント ネットワークの追加、変更、削除を行うことができます。

開始する前に

Linux:管理ネットワークまたはクライアント ネットワークにグリッド ノードを追加するのが初めてで、ノード構成ファイルのADMIN_NETWORK_TARGETまたはCLIENT_NETWORK_TARGETを事前に設定していない場合は、ここで設定する必要があります。

使用しているLinuxオペレーティング システムでのStorageGRID Webscaleのインストール手順を参照してください。

タスク概要

任意のネットワーク上の1つ以上のノードのIPアドレス、マスク、またはゲートウェイを変更できます。クライアント ネットワークまたは管理ネットワークからノードを追加または削除することもできます。

手順

  1. サービス ラップトップから、プライマリ管理ノードにログインします。
    1. 次のコマンドを入力します:ssh admin@primary_Admin_Node_IP
    2. Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
    3. 次のコマンドを入力してrootに切り替えます:su -
    4. Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
      rootとしてログインすると、プロンプトが$から#に変わります。
  2. 次のコマンドを入力してIP変更ツールを起動します:change-ip
  3. プロンプトでプロビジョニング パスフレーズを入力します。
    メイン メニューが表示されます。


    IP変更ツールの開始画面のスクリーンショット

  4. 必要に応じて、[1]を選択して更新するノードを選択します。続いて、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 1:単一ノード - 名前で選択
    • 2:単一ノード - サイトで選択したあとに名前で選択
    • 3:単一ノード - 現在のIPで選択
    • 4:サイトの全ノード
    • 5:グリッド内の全ノード
    注:すべてのノードを更新する場合は、「all」が選択されたままにします。
    選択が完了すると、メイン メニュー画面が表示され、[Selected nodes]フィールドに選択内容が反映されます。以降のすべての作業は、それらのノードに対してのみ実行されます。
  5. メイン メニュー画面で、オプション[2]を選択して、選択したノードのIP / マスクおよびゲートウェイの情報を編集します。
    1. 変更するネットワークを選択します。
      • 1:グリッド ネットワーク
      • 2:管理ネットワーク
      • 3:クライアント ネットワーク
      • 4:すべてのネットワーク
      選択が完了すると、ノード名、ネットワーク名(Grid、Admin、またはClient)、データ タイプ(IP / マスクまたはゲートウェイ)、および現在値がプロンプトに表示されます。

      DHCPによって設定されたインターフェイスのIPアドレス、プレフィックス長、またはゲートウェイを編集すると、インターフェイスがstaticに変更されます。DHCPによって設定された各インターフェイスの前に、警告が表示されます。

      「fixed」に設定されているインターフェイスは編集できません。

    2. 新しい値を設定する場合は、現在値と同じ形式で入力します。
    3. 現在値を変更しない場合は、Enterキーを押します。
    4. データ タイプがIP / マスクの場合は、「d」または「0.0.0.0/0」と入力して、ノードから管理またはクライアント ネットワークを削除できます。
    5. 変更するノードをすべて編集したら、「q」と入力してメイン メニューに戻ります。
      変更内容は、クリアするか適用するまで保持されます。
  6. 次のいずれかのオプションを選択して、変更内容を確認します。
    • 5:変更された項目のみを表示します。変更は、次の出力例のように、緑(追加)または赤(削除)で色分けされます。


      説明が付随するスクリーンショット

    • 6:編集内容を含め、すべての設定を表示します。変更は緑(追加)または赤(削除)で色分けされます。
    注:一部のコマンドライン インターフェイスでは、追加と削除が取り消し線で示される場合があります。正しく表示されるためには、使用するターミナル クライアントが必要なVT100エスケープ シーケンスをサポートしている必要があります。
  7. オプション[7]を選択して、すべての変更を検証します。

    この検証により、グリッド、管理、クライアントの各ネットワークに関するルール(重複するサブネットの不使用など)に違反していないことが確認されます。

    次の例では検証でエラーが返されています。
    説明が付随するスクリーンショット

    次の例では検証に合格しています。
    説明が付随するスクリーンショット

  8. 検証に合格したら、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 8:適用前の変更を保存します。

      このオプションを選択すると、適用前の変更を失うことなく、IP変更ツールを終了してあとで再起動できます。

    • 10:新しいネットワーク設定を適用します。
  9. オプション[10]を選択した場合は、次のいずれかのオプションを選択します。
    • apply:必要に応じて、変更をただちに適用し、各ノードを自動的に再起動します。

      新しいネットワーク設定でネットワークの物理的な変更が不要な場合は、[apply]を選択して変更をすぐに適用できます。必要に応じて、ノードが自動的に再起動されます。再起動する必要があるノードが表示されます。

    • stage:ノードが次回手動でリブートされたときに変更を適用します。
      ネットワーク設定を物理的または仮想的に変更し、新しいネットワーク設定を機能させる必要がある場合は、[stage]オプションを使用するとともに、影響を受けたノードをシャットダウンし、必要に応じて物理的なネットワーク変更を行い、影響を受けたノードを再起動する必要があります。先にネットワークの変更を行わずに[apply]を選択すると、ほとんどの場合変更は失敗します。
      注意:[stage]オプションを使用する場合は、中断を最小限に抑えるために、ステージング後ただちにノードを再起動する必要があります。
    • cancel:この時点ではネットワークを一切変更しません。

      提案した変更がノードの再起動を必要とするかどうかが不明である場合は、ユーザへの影響を最小限に抑えるために変更を延期できます。[cancel]を選択すると、メイン メニューに戻り、あとで変更を適用できるように変更内容が保存されます。

    [apply]または[stage]を選択すると、新しいネットワーク構成ファイルが生成されて、プロビジョニングが実行され、ノードが新しい動作情報で更新されます。

    プロビジョニング中に、更新の適用状況が出力画面に表示されます。
    Generating new grid networking description file...
    Running provisioning...
    Updating grid network configuration on Name

    変更を適用またはステージングすると、グリッド設定の変更を受けて新しいリカバリ パッケージが生成されます。

  10. [stage]を選択した場合は、プロビジョニングの完了後に以下の手順を実行します。
    1. ネットワークに対して必要な物理的または仮想的な変更を行います。

      物理ネットワークの変更:必要に応じて、物理ネットワークに変更を加え、ノードを安全にシャットダウンします。

      Linux:管理ネットワークまたはクライアント ネットワークに初めてノードを追加する場合は、「既存のノードへのインターフェイスの追加」に記載されている手順に従ってインターフェイスが追加されていることを確認してください。

    2. 影響を受けたノードを再起動します。
  11. 変更が完了したら、[0]を選択してIP変更ツールを終了します。
  12. Grid Managerから新しいリカバリ パッケージをダウンロードします。[Maintenance] > [Recovery Package]を選択してプロビジョニング パスフレーズを入力します。