ホットフィックスの適用時の動作

ホットフィックスの適用はソフトウェアのアップグレードと似ています。ファイルをダウンロードし、すべてのグリッド ノードにインストールする必要があります。ソフトウェアのアップグレードと同様、ホットフィックスは最初にプライマリ管理ノードに適用されます。その後、StorageGRID Webscaleシステム内の他のすべてのグリッド ノードに適用されます。ただし、ソフトウェア アップグレードとは異なり、個々のグリッド ノード上でプロセスを開始する必要はありません。

新しいバージョンのホットフィックスによってすべてのグリッド ノードが更新されますが、ホットフィックスの実際の変更内容が、特定のタイプのノードの特定のサービスにしか影響しない場合があります。たとえば、あるホットフィックスが、ストレージ ノード上のLDRサービスにしか影響しない場合があります。

特定のノードへのホットフィックスの適用時で障害が発生した場合、システムは他のノードへのホットフィックスの適用を続行します。特定のノードで障害が発生した場合は、問題を解決してプロセスを再試行する必要があります。必要に応じて、すべてのノードが更新されるまで、ホットフィックスの適用を何度でも安全に再試行できます。

ホットフィックスは、ソフトウェアの完全なアップグレードよりも大幅に少ない時間でインストールできます。また、StorageGRID Webscaleがホットフィックスを適用する際、グリッドのプロビジョニングは更新しないため、新しいリカバリ パッケージをダウンロードする必要はありません。

リカバリと拡張のためのホットフィックスの適用方法

ホットフィックスがグリッドに適用されると、プライマリ管理ノードは、リカバリ処理の影響を受けたすべてのノード、または拡張時に追加されたすべてのノードに、同一バージョンのホットフィックスを自動的にインストールします。ただし、プライマリ管理ノード自体は例外です。プライマリ管理ノードのリカバリが必要な場合は、リカバリされたノードが他のすべてのグリッド ノードと同じバージョンのソフトウェアを実行していることを確認する必要があります。ホットフィックスが以前に適用されていた場合は、同じバージョンのホットフィックスをリカバリされたプライマリ管理ノードに再適用する必要があります。