StorageGRID Webscale
でのS3 REST APIの実装
クライアント アプリケーションは、ストレージ ノードやAPIゲートウェイ ノードへの接続、バケットの作成、オブジェクトの格納と読み出しにS3 REST API呼び出しを使用できます。
詳細情報
競合するクライアント要求
競合するクライアント要求(2つのクライアントが同じキーに書き込む場合など)は、
「latest-wins」
ベースで解決されます。
整合性制御
整合性制御では、アプリケーションでの必要に応じて、ストレージ ノード間およびサイト間でオブジェクトの可用性と整合性のトレードオフを行うことができます。
StorageGRID WebscaleのILMルールによるオブジェクトの管理
グリッド管理者がInformation Lifecycle Management(ILM)ルールを作成して、S3 REST APIクライアント アプリケーションから
StorageGRID Webscale
システムに取り込まれたオブジェクト データを管理します。これらのルールは、以降のオブジェクト データを格納する方法と場所を指定するために、ILMポリシーに追加されます。
オブジェクトのバージョン管理
バージョン管理の機能を使用してオブジェクトの複数のバージョンを保持することで、オブジェクトが偶発的に削除される事態に対応したり、以前のバージョンのオブジェクトを読み出してリストアしたりできます。
S3 REST APIを実装する際の推奨事項
StorageGRID Webscale
で使用するためにS3 REST APIを実装する場合は、次の推奨事項を考慮してください。