Swift REST APIを実装する際の推奨事項

StorageGRID Webscaleで使用するためにSwift REST APIを実装する場合は、次の推奨事項を考慮してください。

存在しないオブジェクトに対するHEADの推奨事項

オブジェクトが存在しないはずのパスにオブジェクトが存在するかどうかをアプリケーションで定期的にチェックする場合は、「Available」整合性制御を使用します。たとえば、アプリケーションがある場所へのPUT処理の前にその場所へのHEAD処理を実行する場合は、「Available」整合性制御を使用してください。

そうしないと、使用できないストレージ ノードがある場合にHEAD処理でオブジェクトが見つからないと、「500 Internal Server Error」が大量に返される可能性があります。

PUT Bucket整合性要求を使用して各バケットに「Available」整合性制御を設定できます。

オブジェクト名の推奨事項

オブジェクト名の最初の4文字に、ランダムな値を使用しないでください。ランダムな値ではなく、一意でもないプレフィックスを使用してください(imageなど)。

オブジェクト名のプレフィックスにランダムな一意の文字を使用する必要がある場合は、オブジェクト名の前にディレクトリ名を指定してください。たとえば、次の形式を使用します。

mycontainer/mydir/f8e3-image3132.jpg

次の形式は使用しないでください。

mycontainer/f8e3-image3132.jpg

「範囲を指定した読み取り」の推奨事項

StorageGRID Webscale[Stored Object Compression]グリッド オプションが有効になっている場合は、返されるバイト数の範囲を指定するGET Object処理をSwiftクライアント アプリケーションで実行しないようにしてください。StorageGRID Webscaleでは、要求されたバイトにアクセスするためにオブジェクトの圧縮を解除する必要があるため、このような「範囲を指定した読み取り」処理は効率的ではありません。非常に大きなオブジェクトから小さい範囲のバイト数を要求するGET Object処理は特に効率が悪く、たとえば、50GBの圧縮オブジェクトから10MBの範囲を読み取る処理は非常に非効率的です。

圧縮オブジェクトから範囲を読み取ると、クライアント要求がタイムアウトになる場合があります。

注:オブジェクトを圧縮する必要があり、クライアント アプリケーションが範囲読み取りを使用する必要がある場合は、そのアプリケーションの読み取りタイムアウトを増やしてください。