エンドポイントは、エンドポイントが表す外部リソースを識別し、そのリソースへのアクセス方法を確立する一連のフィールドを使用して指定します。エンドポイントはテナント管理APIまたはTenant Managerを使用して作成できます。
作成したエンドポイントはStorageGRID Webscaleで検証されます。そのため、エンドポイントを作成する前に、そのエンドポイントで指定されたリソースが存在し、アクセス可能であることを確認する必要があります。
テナント管理APIを使用してエンドポイントを作成する場合は、エンドポイントのJSONに次の情報を指定します。Tenant Managerを使用してエンドポイントを作成する場合は、ダイアログ ボックスで次の情報を入力します。
フィールド | 説明 | ||||||||||||
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Display Name | エンドポイントとその目的を簡単に説明する名前。 エンドポイントがサポートするプラットフォーム サービスのタイプは、[Endpoints]ページのエンドポイント名の横に表示されるため、この情報を名前に含める必要はありません。 |
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URI | エンドポイントのUnique Resource Identifier(URI)。 次のいずれかの形式で指定します。
ポートを指定しない場合、デフォルトではHTTPS URIにはポート443が、HTTP URIにはポート80が使用されます。 たとえば、StorageGRID WebscaleでホストされるバケットのエンドポイントのURIはhttps://api-gateway-node.storagegrid.example.com:8082、AWSでホストされるバケットのURIはhttps://s3-aws-region.amazonaws.comのようになります。 |
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URN | エンドポイントのUnique Resource Name(URN)。プラットフォーム サービスの設定XMLを作成する際、URNを使用してこのエンドポイントを参照します。各エンドポイントのURNは一意である必要があります。 必須要素 URNの3番目の要素でプラットフォーム サービスのタイプを、最後の要素はデスティネーションURIの特定のターゲット リソースを指定します。
注:エンドポイントを作成する前に、Elasticsearchインデックスを作成する必要があります。エンドポイントはElasticsearchインデックスを使用して検証されます。タイプはオブジェクト メタデータがデスティネーションに最初に送信されるときに動的に作成されます。
AWSでホストされるサービスのURN AWSのエンティティの場合、完全なURNは有効なAWS ARNです。
注:AWSの検索統合エンドポイントの場合は、domain-nameにリテラル文字列domain/を含める必要があります(上記を参照)。
ローカルでホストされるサービスのURN ローカルでホストされるサービスの場合、URNの3番目と最後の必須要素が含まれていて、有効かつ一意なURNが作成されるのであれば、どのような方法でURNを指定してもかまいません。optionalとなっている要素は空白にすることも、リソースを識別して一意なURNの作成に役立つ任意の情報を指定することもできます。
注:ローカルでホストされる検索統合エンドポイントの場合、エンドポイントのURNが一意になるかぎり、domain-name要素には任意の文字列を指定できます。
StorageGRID WebscaleでホストされるCloudMirrorエンドポイントの場合、urn:sgwsで始まる有効なURNを指定できます。
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Access Key Id | デスティネーション サービスのアクセス キーIDをAWSアクセス キーの形式で指定します。 デスティネーションに匿名でアクセスする場合は、[Access Key Identifier]と[Secret Access Key]の両方を省略します。 |
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Secret Access Key | デスティネーション サービスのシークレット アクセス キーをAWSシークレット アクセス キーの形式で指定します。 デスティネーションに匿名でアクセスする場合は、[Access Key Identifier]と[Secret Access Key]の両方を省略します。 |
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Certificate Validation | エンドポイント リソースへのTLS接続で使用される証明書の検証方法。
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CA Certificate | TLS使用時にエンドポイントの検証に使用するPEM形式のカスタムCA証明書を追加するためのテキスト フィールド。 |