整合性レベルの変更

S3テナントを使用している場合、Tenant Managerまたはテナント管理APIを使用して、S3バケット内のオブジェクトに対して実行される処理の整合性制御レベルを変更できます。

開始する前に

タスク概要

整合性レベルを設定する場合は、オブジェクトの可用性と、異なるストレージ ノードおよびサイト間でのオブジェクトの整合性のどちらかを犠牲にしなければなりません。通常は、バケットにRead-after-new-write整合性レベルを使用してください。Read-after-new-write整合性レベルがクライアント アプリケーションの要件を満たさない場合は、バケットの整合性レベルを設定するかConsistency-Controlヘッダーを使用して整合性レベルを変更できます。Consistency-Controlヘッダーはバケットの整合性レベルよりも優先されます。

手順

  1. [S3] > [Buckets]をクリックします。
  2. リストからバケットを選択します。
  3. [Configure Consistency Level]をクリックします。
  4. このバケット内のオブジェクトに対して実行される処理の整合性レベルを選択します。

    バケットの整合性レベルを編集するダイアログ ボックスのスクリーンショット
    整合性レベル 説明
    All 最高レベルのリードアフターライト整合性が保証されます。すべてのノードが即座にデータを受け取り、受け取れない場合は要求が失敗します。
    Strong-global すべてのサイトのすべてのクライアント要求について、リードアフターライト整合性が保証されます。
    Strong-site あるサイト内のすべてのクライアント要求について、リードアフターライト整合性が保証されます。
    Read-after-new-write 新規オブジェクトにはリードアフターライト整合性を、オブジェクトの更新には結果整合性を提供します。高可用性が確保され、データ保護が保証されます。AWS S3の整合性に相当します。
    注:アプリケーションが存在しないキーに対してHEAD処理を試行する場合は、AWS S3の整合性が必要ないかぎり、整合性レベルを[Available]に設定してください。そうしないと、使用できないストレージ ノードがある場合に「500 Internal Server Error」が大量に発生する可能性があります。
    Available(HEAD処理は結果整合性) Read-after-new-write整合性レベルと動作は同じですが、HEAD処理については結果整合性のみを提供します。ストレージ ノードを使用できない場合に、HEAD処理に対してRead-after-new-writeよりも高い可用性が提供されます。AWS S3の整合性と異なるのはHEAD処理のみです。
    Weak 結果整合性と高い可用性を提供し、特にストレージ ノードに障害が発生したりストレージ ノードを使用できない場合のデータ保護の保証は最小限です。高可用性を必要とし、リードアフターライト整合性は必要とせず、ノードに障害が発生した場合のデータ損失を許容できる、書き込み負荷の高いワークロードにのみ適しています。
  5. [Save]をクリックします。