ベースライン情報とはシステムの通常運用時の運用データで、問題解決の手がかりとして使用することができます。
StorageGRID Webscaleシステムを使用して有用なベースライン情報を収集できます。
プロパティ | 値 | 取得方法 |
---|---|---|
平均ストレージ消費量 | _____________ GB/日 _____________ %/日 |
Grid Managerのダッシュボードに移動し、いずれかの[Available Storage]グラフの![]() ほぼ安定して稼働している期間を見つけ、1日に消費されるストレージのバイト数と割合を計算します。 この情報は、システム全体または特定のデータセンターについて収集できます。 |
S3 / Swift処理のレート | _____________ 処理数/秒 |
次に、 を選択します。 を選択します。 [API Operations]で、[S3 Operations - Rate]または[Swift Operations - Rate]の値を確認します。 |
失敗したS3 / Swift処理 | _____________ |
次に、 を選択します。 を選択します。 [API Operations]で、[S3 Operations - Failed]または[Swift Operations - Failed]の値を確認します。 |
ILMルールによる評価の速度 | _____________ オブジェクト数/秒 |
を選択します。期間を選択します(1時間、1日、1週間、1カ月、1年、カスタム)。[ILM Queue]グラフにカーソルを合わせて、評価速度を表示します。 |
平均クエリ レイテンシ | _____________ ミリ秒 |
を選択します。[Queries]テーブルで、[Average Latency]の値を確認します。 |
失敗したクエリ | _____________ |
を選択します。[Queries]テーブルで、[Queries - Failed (timed-out)]の値を確認します。 |
整合性レベルを満たさないために失敗したクエリ | _____________ |
を選択します。[Queries]テーブルで、[Queries - Failed (consistency level unmet)]の値を確認します。 |
[Overview]タブのスクリーンショットの例を次に示します。各サービスで属性を選択して、その属性のベースライン値を確認できます。