ソフトウェア アップグレード前のシステム状態の確認

StorageGRID Webscaleシステムをアップグレードする前に、システムがアップグレードできる状態にあることを確認する必要があります。システムが正常に稼働し、すべてのグリッド ノードが動作している必要があります。

手順

  1. サポートされているブラウザを使用してGrid Managerにログインします。
  2. アクティブなアラームがないかを確認し、ある場合は解決します。
    個々のアラームについては、トラブルシューティングの手順を参照してください。
  3. 競合するグリッド タスクがアクティブまたは保留中でないことを確認します。
    実行中のバージョン 説明
    StorageGRID Webscale 11.0.x [Grid]を選択します。次に、[Site] > [primary Admin Node] > [CMN] > [Grid Tasks] > [Configuration]を選択します。
    StorageGRID Webscale 11.1.x [Support] > [Grid Topology]を選択します。次に、 [Site] > [primary Admin Node] > [CMN] > [Grid Tasks] > [Configuration]を選択します。

    情報ライフサイクル管理評価(ILME)タスクは、ソフトウェアのアップグレードと同時に実行できる唯一のグリッド タスクです。

    他のグリッド タスクがアクティブまたは保留中の場合は、それらが終了するまで、またはロックが解放されるまで待ちます。

    注:タスクが終了しない、またはロックが解放されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
  4. [Maintenance] > [Decommission]を選択します。
    運用停止の手順を一時停止していて、次の条件のいずれかに該当する場合は、[Resume]をクリックし、運用停止が完了するまで待ってから、アップグレードを開始する必要があります。そうしないと、11.1のアップグレードの事前確認が失敗してエラーが報告されます。
    • バージョン10.4を使用して運用停止手順を開始し、バージョン11.0にアップグレードする前に一時停止した。
    • バージョン11.0を使用して運用停止手順を開始し、拡張を実行するために一時停止した。
  5. すべての非アプライアンス ストレージ ノードのホストで、少なくとも24GBのメモリが利用可能であることを確認します。
    StorageGRID Webscale 11.1では、Cassandraのヒープ設定が変更されています。リザーブされているすべてのヒープ メモリがサービス開始時に割り当てられるようになりました。十分なメモリのないホストでストレージ ノードが実行されている場合は、11.1へのアップグレード時にCassandraの起動に失敗する可能性があります。
    注:アップグレード前に十分なメモリを割り当てることができない場合は、アップグレードについての支援をテクニカル サポートに依頼してください。
  6. 古いILMルールを再作成し、元の古いILMルールを削除します。

    古いILMルールは、バージョン10.3より前のバージョンで作成されたルールです。StorageGRID Webscale 11.1へのアップグレードの事前確認では、古いILMルールが見つかるとエラーが返されます。アップグレードする前に、古いルールのうち今後も使用するものを再作成してから、古いルールをすべて削除してください。「古いILMルールの管理」を参照してください。

  7. アップグレードを行う前に、使用しているプラットフォーム用のバージョン11.1のインストール手順で内部ポートと外部ポートのリストを参照し、すべての必須ポートが開いていることを確認します。
    StorageGRID Webscaleがポート9999で通信できない場合、StorageGRID Webscale 11.1へのアップグレードの事前確認は失敗します。このポートがサイト間やノード間でブロックされていないことを確認してください。