StorageGRID Webscale 11.1にアップグレードしたあと、各ストレージ ノードでコンパクションなどの必須のデータベース処理に使用するスペースを十分に確保できるように、Metadata Reserved Space(CAWM)の値を2TBから3TBに増やす必要があります。
開始する前に
- Grid Managerにはサポートされているブラウザを使用してサインインする必要があります。
- 特定のアクセス権限が必要です。詳細については、管理ユーザ アカウントおよびグループを使用したシステム アクセスの制御に関する情報を参照してください。
手順
- サポートされているブラウザを使用してGrid Managerにログインします。
- 各ストレージ ノードのストレージ ボリューム0で、使用可能なスペースを少なくとも1TB確保します。
- [Nodes]を選択します。
- グリッドの最初のストレージ ノードを選択します。
- [Storage]タブを選択します。
- [Volumes]セクションで、rangebd/0の使用可能なスペースが1TB(1,000GB)以上あることを確認します。
- すべてのストレージ ノードで上記の手順を繰り返します。
- 1つ以上のストレージ ノードに十分なスペースがない場合は、ここで中止します。Metadata Reserved Spaceの値を増やす前に、できるだけ早く新しいストレージ ノードを追加してください。
- すべてのストレージ ノードに使用可能なスペースが1TB以上ある場合は、次の手順に進みます。
- を選択します。
- [Configuration]タブを選択します。
- [Storage Watermarks]セクションで、[Metadata Reserved Space]を選択します。
- 値を3000000000000(3の後に0が12個)に変更します。
- [Apply Changes]をクリックします。