現在[Cloud Tiering - Simple Storage Service (S3)]機能を使用してオブジェクト データをS3バケットに階層化している場合は、代わりにクラウド ストレージ プールへのオブジェクトの移行を検討してください。クラウド ストレージ プールが提供する拡張性に優れたアプローチによって、StorageGRIDシステム内のすべてのストレージ ノードを活用できます。
ILMの観点では、クラウド ストレージ プールはストレージ プールに似ています。ただし、ストレージ プールはStorageGRIDシステム内のストレージ ノードまたはアーカイブ ノードで構成されますが、クラウド ストレージ プールは外部のS3バケットで構成されます。
オブジェクトを「Cloud Tiering - S3」からクラウド ストレージ プールに移行する前に、S3バケットを作成し、StorageGRIDにクラウド ストレージ プールを作成する必要があります。次に、新しいILMポリシーを作成し、クラウド階層化バケットにオブジェクトを格納するために使用していたILMルールをコピーし、同じオブジェクトをクラウド ストレージ プールに格納するように変更します。