「Cloud Tiering - S3」からクラウド ストレージ プールへのオブジェクトの移行

現在[Cloud Tiering - Simple Storage Service (S3)]機能を使用してオブジェクト データをS3バケットに階層化している場合は、代わりにクラウド ストレージ プールへのオブジェクトの移行を検討してください。クラウド ストレージ プールが提供する拡張性に優れたアプローチによって、StorageGRIDシステム内のすべてのストレージ ノードを活用できます。

開始する前に

注:オブジェクト データを移行する前に、ネットアップのアカウント担当者に問い合わせて関連するコストについて把握してください。

タスク概要

ILMの観点では、クラウド ストレージ プールはストレージ プールに似ています。ただし、ストレージ プールはStorageGRIDシステム内のストレージ ノードまたはアーカイブ ノードで構成されますが、クラウド ストレージ プールは外部のS3バケットで構成されます。

オブジェクトを「Cloud Tiering - S3」からクラウド ストレージ プールに移行する前に、S3バケットを作成し、StorageGRIDクラウド ストレージ プールを作成する必要があります。次に、新しいILMポリシーを作成し、クラウド階層化バケットにオブジェクトを格納するために使用していたILMルールをコピーし、同じオブジェクトをクラウド ストレージ プールに格納するように変更します。

注:オブジェクトがクラウド ストレージ プールに格納されている場合、同じオブジェクトのコピーをStorageGRID内にも格納することはできません。現在クラウド階層化に使用しているILMルールが複数の場所に同時にオブジェクトを格納するように設定されている場合、その機能は失われます。移行を引き続き実行するかどうかを検討してください。移行を続行する場合は、既存のルールをコピーするのではなく、新しいルールを作成する必要があります。

手順

  1. クラウド ストレージ プールを作成します。
    新しいS3バケットをクラウド ストレージ プールに使用して、クラウド ストレージ プールが管理するデータのみがバケットに含まれるようにします。
  2. アクティブなILMポリシーで、オブジェクトをクラウド階層化バケットに格納するILMルールを特定します。
  3. 該当するルールをコピーします。
  4. コピーしたルールの配置場所を新しいクラウド ストレージ プールに変更します。
  5. コピーしたルールを保存します。
  6. 新しいルールを使用する新しいポリシーを作成します。
  7. 新しいポリシーをシミュレートしてアクティブ化します。
    新しいポリシーがアクティブ化されてILM評価が実行されると、クラウド階層化用に設定されたS3バケットから、クラウド ストレージ プール用に設定されたS3バケットにオブジェクトが移動します。グリッド上の使用可能なスペースに影響はありません。クラウド ストレージ プールに移動されたオブジェクトがクラウド階層化バケットから削除されます。