ILM評価に関する属性を追跡することで、ILMポリシーで定義されたStorageGRIDシステムの目標復旧時間(RPO)を確認できます。RPOは、サイトの障害、ストレージ ノードの障害、またはその両方によるデータ損失の最大許容期間を定義します。
Grid Managerにはサポートされているブラウザを使用してサインインする必要があります。
StorageGRIDシステムは、定義されたILMポリシーを適用することでオブジェクトを管理します。ILMポリシーとそれに関連付けられたILMルールによって、コピーの作成数と作成方法、適切な格納場所、各コピーの保持期間が決まります。
取り込みまたはその他のアクティビティが、システムによるILMの処理速度を超える場合があります。その場合、システムは、ほぼリアルタイムでILMを処理することができなくなったオブジェクトをキューに追加します。以下の例の[Awaiting—Client]のグラフは、ILM評価を待っているオブジェクトの数が一時的に増加したあと、やがて減少したことを示しています。このような傾向は、ILMをほぼリアルタイムで処理することが一時的に不可能になったことを示しています。