グリッド管理APIは、バージョン管理を使用して無停止アップグレードをサポートします。
たとえば、次の要求URLではバージョン3のAPIが指定されています。
https://hostname_or_ip_address/api/v3/authorize
グリッド管理APIで後方互換性のない変更が行われた場合は、APIのメジャー バージョンが上がります。たとえば、APIに対して互換性のない変更が行われると、バージョンが2.1から3.0に上がります。グリッド管理APIで後方互換性のある変更が行われた場合は、マイナー バージョンが上がります。後方互換性のある変更には、新しいエンドポイントやプロパティの追加などがあります。たとえば、APIに対して互換性のある変更が行われると、バージョンが3.0から3.1に上がります。
StorageGRIDソフトウェアを初めてインストールした場合は、グリッド管理APIの最新のバージョンのみが有効になっています。ただし、StorageGRIDを新しいフィーチャー リリースにアップグレードした場合、少なくともStorageGRIDのフィーチャー リリース1つ分の間は、古いAPIバージョンにも引き続きアクセスできます。
Received call to deprecated v1 API at POST "/api/v1/authorize"
GET https://{{IP-Address}}/api/versions { "responseTime": "2019-01-10T20:41:00.845Z", "status": "success", "apiVersion": "3.0", "data": [ 2, 3 ] }
APIのバージョンは、パス パラメータ(/api/v3)またはヘッダー(Api-Version: 3)を使用して指定できます。両方を指定した場合、ヘッダーの値がパスの値を上書きします。
curl https://[IP-Address]/api/v3/grid/accounts
curl -H "Api-Version: 3" https://[IP-Address]/api/grid/accounts