アプライアンスをグリッド ネットワーク、クライアント ネットワーク、および管理ネットワークに接続するために使用するポートのネットワーク リンクを設定できます。リンク速度およびポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードを設定できます。
タスク概要
次の図では、4つの10GbEポートが固定ポート ボンディング モードでボンディングされています(デフォルトの構成)。
番号 |
ボンディングされるポート |
C |
ポート1と3がクライアント ネットワーク(使用される場合)用にボンディングされます。 |
G |
ポート2と4がグリッド ネットワーク用にボンディングされます。 |
次の図では、4つの10GbEポートがアグリゲート ポート ボンディング モードでボンディングされています。
番号 |
ボンディングされるポート |
1 |
4つのポートすべてを1つのLACPボンドにグループ化して、すべてのポートをグリッド ネットワークとクライアント ネットワークのトラフィックに使用できるようにします。 |
次の表に、4つの10GbEポートを設定するためのオプションをまとめます。デフォルト以外の設定を使用する場合は、
[Link Configuration]ページで設定を指定します。
ポート ボンディング モード |
ネットワーク ボンディング モード |
クライアント ネットワークが無効な場合(デフォルト) |
クライアント ネットワークが有効な場合 |
固定(デフォルト) |
アクティブ / バックアップ(デフォルト) |
- ポート2と4がグリッド ネットワークにアクティブ / バックアップ ボンドを使用します。
- ポート1と3は使用されません。
- VLANタグはオプションです。
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- ポート2と4がグリッド ネットワークにアクティブ / バックアップ ボンドを使用します。
- ポート1と3がクライアント ネットワークにアクティブ / バックアップ ボンドを使用します。
- ネットワーク管理者用に、両方のネットワークにVLANタグを指定できます。
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LACP(802.3ad) |
- ポート2と4がグリッド ネットワークにLACPボンドを使用します。
- ポート1と3は使用されません。
- VLANタグはオプションです。
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- ポート2と4がグリッド ネットワークにLACPボンドを使用します。
- ポート1と3がクライアント ネットワークにLACPボンドを使用します。
- ネットワーク管理者用に、両方のネットワークにVLANタグを指定できます。
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アグリゲート |
LACP(802.3ad)のみ |
- ポート1~4がグリッド ネットワークに単一のLACPボンドを使用します。
- 単一のVLANタグでグリッド ネットワークのパケットが識別されます。
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- ポート1~4がグリッド ネットワークとクライアント ネットワークに単一のLACPボンドを使用します。
- 2つのVLANタグで、グリッド ネットワークのパケットとクライアント ネットワークのパケットを分離できます。
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ポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードの詳細については、
「E5600SGコントローラでの10GbEポートの接続」を参照してください。
次の図では、E5600SGコントローラの2つの1GbE管理ポートが管理ネットワーク用にアクティブ / バックアップ ネットワーク ボンディング モードでボンディングされています。
