StorageGRIDシステム内でやり取りされる監査メッセージには、すべてのメッセージに共通の標準情報と、報告対象のイベントまたはアクティビティを説明する固有のコンテンツが含まれます。
以下は、audit.logファイルに記録されている監査メッセージの例です。
2014-07-17T03:50:47.484627 [AUDT:[RSLT(FC32):VRGN][AVER(UI32):10][ATIM(UI64):1405569047484627][ATYP(FC32):SYSU][ANID(UI32):11627225][AMID(FC32):ARNI][ATID(UI64):9445736326500603516]]
各監査メッセージには、一連の属性要素からなる文字列が含まれています。文字列全体が角かっこ([ ])で囲まれ、文字列内の各属性要素には次の特徴があります。
各属性要素には、属性コード、データ タイプ、および値が次の形式で含まれます。
[ATTR(type):value][ATTR(type):value]... [ATTR(type):value]\n
メッセージ内の属性要素の数は、メッセージのイベント タイプによって異なります。属性要素が表示される順序に特定の決まりはありません。
属性要素には次のものがあります。
ATTRは報告されている属性を表す4文字のコードです。一部の属性はすべての監査メッセージに共通で、他はイベントに固有です。
typeは値のプログラミング データ タイプを表す4文字の識別子です(UI64、FC32など)。タイプはかっこ( )で囲まれます。
valueは属性の内容で、通常は数値またはテキスト値です。値の前には常にコロン(:)が付きます。データ タイプCSTRの値は二重引用符(" ")で囲まれます。