S3クライアントがPUTトランザクションを実行すると、新規のオブジェクトまたはバケットを作成する要求が送信されます。このメッセージは、トランザクションが成功した場合にサーバによって生成されます。
コード | フィールド | 説明 |
---|---|---|
CBID | Content Block Identifier | 要求されたコンテンツ ブロックの一意の識別子。CBIDが不明な場合、このフィールドは0に設定されます。バケットに関する処理ではこのフィールドは記録されません。 |
CMPS | Compliance Settings | バケットを作成するときに使用された準拠設定(PUTバケット要求にこの設定がある場合)。 |
CSIZ | Content Size | 読み出されたオブジェクトのサイズ(バイト)。バケットに関する処理ではこのフィールドは記録されません。 |
HTRH | HTTP Request Header | 設定時に選択した、ログに記録されるHTTP要求ヘッダーの名前と値のリスト。 |
RSLT | Result Code | PUTトランザクションの結果。常に次の結果となります。 SUCS:成功 |
S3AI | S3 tenant account ID (request sender) | 要求を送信したユーザのテナント アカウントID。空の値は匿名アクセスであることを意味します。 |
S3AK | S3 Access Key ID (request sender) | 要求を送信したユーザのハッシュ済みS3アクセス キーID。空の値は匿名アクセスであることを意味します。 |
S3BK | S3 Bucket | S3バケット名。 |
S3KY | S3KY | S3キー名(バケット名を含まず)。バケットに関する処理ではこのフィールドは記録されません。 |
SACC | S3 tenant account name (request sender) | 要求を送信したユーザのテナント アカウントの名前。匿名の要求の場合は空です。 |
SAIP | IP address (request sender) | 要求を送信したクライアント アプリケーションのIPアドレス。 |
SBAC | S3 tenant account name (bucket owner) | バケット所有者のテナント アカウント名。クロスアカウント アクセスまたは匿名アクセスの識別に使用します。 |
SBAI | S3 tenant account ID (bucket owner) | ターゲット バケットの所有者のテナント アカウントID。クロスアカウント アクセスまたは匿名アクセスの識別に使用します。 |
SUSR | S3 User URN (request sender) | 要求を送信しているユーザのテナント アカウントIDとユーザ名。ローカル ユーザまたはLDAPユーザです。例:urn:sgws:identity::03393893651506583485:root 匿名の要求の場合は空です。 |
TIME | Time | 要求の合計処理時間(マイクロ秒)。 |
ULID | Upload ID | Complete Multipart Upload処理のSPUTメッセージのみに含まれます。すべてのパートがアップロードされ、アセンブルされたことを示します。 |
UUID | Universally Unique Identifier | StorageGRIDシステム内でのオブジェクトの識別子。 |
VSID | Version ID | バージョン管理されたバケットで作成された新しいオブジェクトのバージョンID。バージョン管理されていないバケット内のバケットやオブジェクトに対する処理には、このフィールドは含まれません。 |
VSST | Versioning State | バケットの新しいバージョン管理状態。「enabled」または「suspended」のどちらかです。オブジェクトに関する処理には、このフィールドは含まれません。 |