拡張手順で新しい管理ノードを追加した場合、そのAMSサービスでログに記録されるのは、システムへの追加後に発生したイベントと処理のみになります。StorageGRIDシステムの残りのノードとの同期を維持するために、先にインストールされていた管理ノードから新しい拡張管理ノードに監査ログをコピーすることができます。
開始する前に
- 管理ノードを追加する拡張手順が完了している必要があります。
- Passwords.txtファイルが必要です。
タスク概要
他の管理ノードの監査メッセージの履歴を拡張管理ノードで利用できるようにするには、プライマリ管理ノード(または別の既存の管理ノード)から拡張管理ノードに監査ログ ファイルを手動でコピーする必要があります。
手順
- サービス ラップトップから、プライマリ管理ノードにログインします。
- 次のコマンドを入力します:ssh admin@primary_Admin_Node_IP
- Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
- 次のコマンドを入力してrootに切り替えます:su -
- Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
rootとしてログインすると、プロンプトが$から#に変わります。
- AMSサービスを停止して新しいファイルが作成されないようにします。service ams stop
- audit.logファイルの名前を変更して、拡張管理ノードにコピーしたときにファイルが上書きされないようにします。cd /var/local/audit/exportls -l
mv audit.log new_name.txt
- すべての監査ログ ファイルを拡張管理ノードにコピーします。scp -p * IP_address:/var/local/audit/export
- /root/.ssh/id_rsaのパスフレーズを入力するように求められたら、Passwords.txtファイルに記載されているプライマリ管理ノードのSSHアクセス パスワードを入力します。
- 元のaudit.logファイルをリストアします。mv new_name.txt audit.log
- AMSサービスを開始します。service ams start
- サーバからログアウトします。exit
- サービス ラップトップから、拡張管理ノードにログインします。
- 次のコマンドを入力します:ssh admin@expansion_Admin_Node_IP
- Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
- 次のコマンドを入力してrootに切り替えます:su -
- Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
rootとしてログインすると、プロンプトが$から#に変わります。
- 監査ログ ファイルのユーザとグループの設定を更新します。cd /var/local/audit/exportchown ams-user:bycast *
- サーバからログアウトします。exit