クライアントは、コンテンツの取り込みと読み出しを行うために、グリッド ノードおよびグリッド ノードをホストするサーバと通信する必要があります。使用されるポートは、コンテンツの取り込みと読み出しを行うために選択されるプロトコルによって異なります。
ノードで発着信するトラフィックに使用されるポートの可用性がエンタープライズ ネットワーク ポリシーによって制限される場合は、ノードを導入する際にポートを再マッピングできます。
次の表に、ノードに着信するトラフィックに使用されるポートを示します。
ポート | TCP / UDP | プロトコル | 通信元 | 通信先 | 詳細情報 |
---|---|---|---|---|---|
22 | TCP | SSH | サービス ラップトップ | すべてのノード | コンソールの手順を実行するには、SSHアクセスまたはコンソール アクセスが必要です。必要に応じて、ポート22の代わりに2022を使用できます。 |
25 | TCP | SMTP | 管理ノード | Eメール サーバ | アラートおよびEメールベースのAutoSupportに使用します。デフォルトのポート設定(25)は、[Email Servers]ページで上書きできます。 |
53 | TCP / UDP | DNS | すべてのノード | DNSサーバ | ドメイン ネーム システムに使用します。 |
67 | UDP | DHCP | すべてのノード | DHCPサービス | 必要に応じて、DHCPベースのネットワーク設定のサポートに使用します。dhclientサービスは、静的に設定されたグリッドに対しては実行されません。 |
68 | UDP | DHCP | DHCPサービス | すべてのノード | 必要に応じて、DHCPベースのネットワーク設定のサポートに使用します。dhclientサービスは、静的IPアドレスを使用するグリッドに対しては実行されません。 |
80 | TCP | HTTP | ブラウザ | 管理ノード | ポート80は、管理ノードのユーザ インターフェイス用のポート443にリダイレクトされます。 |
ブラウザ | アプライアンス | ポート80は、StorageGRIDアプライアンスのインストール / メンテナンス ユーザ インターフェイス用のポート8443にリダイレクトされます。 | |||
ADCを採用するストレージ ノード | AWS | AWSまたはHTTPを使用するその他の外部サービスに送信されるプラットフォーム サービスのメッセージに使用します。テナントは、エンドポイントを作成する際にデフォルトのHTTPポート設定(80)を上書きできます。 | |||
ストレージ ノード | AWS | HTTPを使用するAWSターゲットに送信されるクラウド ストレージ プールの要求。グリッド管理者は、クラウド ストレージ プールを設定する際にデフォルトのHTTPポート設定(80)を上書きできます。 | |||
111 | TCP / UDP | RPCBind | NFSクライアント | 管理ノード | NFSベースの監査エクスポート(portmap)で使用します。 |
123 | UDP | NTP | プライマリNTPノード | 外部NTP | ネットワーク タイム プロトコル サービス。プライマリNTPソースとして選択されたノードは、クロックの時間と外部NTPの時間ソースとの同期も行います。 |
137 | UDP | NetBIOS | SMBクライアント | 管理ノード | NetBIOSサポートを必要とするクライアントのSMBベースの監査エクスポートで使用します。 |
138 | UDP | NetBIOS | SMBクライアント | 管理ノード | NetBIOSサポートを必要とするクライアントのSMBベースの監査エクスポートで使用します。 |
139 | TCP | SMB | SMBクライアント | 管理ノード | NetBIOSサポートを必要とするクライアントのSMBベースの監査エクスポートで使用します。 |
161 | TCP / UDP | SNMP | SNMPクライアント | すべてのノード | SNMPポーリングに使用します。すべてのノードは基本情報を提供し、管理ノードはさらにアラーム データを提供します。 注:StorageGRIDでSNMPを使用する方法については、ネットアップの営業担当者にお問い合わせください。
|
162 | TCP / UDP | SNMPトラップ | すべてのノード | トラップ送信先 | アウトバウンドSNMPトラップのデフォルトのポートは162です。 注:StorageGRIDでSNMPを使用する方法については、ネットアップの営業担当者にお問い合わせください。
|
389 | TCP / UDP | LDAP | ADCを採用するストレージ ノード | Active Directory / LDAP | アイデンティティ フェデレーション用のActive DirectoryまたはLDAPサーバに接続するために使用します。 |
443 | TCP | HTTPS | ブラウザ | 管理ノード | Grid ManagerおよびTenant ManagerにアクセスするためにWebブラウザと管理APIクライアントで使用します。 |
管理ノード | Active Directory | シングル サインオン(SSO)が有効な場合に、Active Directoryに接続する管理ノードで使用します。 | |||
アーカイブ ノード | AWS S3 | アーカイブ ノードからAWS S3にアクセスするために使用します。 | |||
ADCを採用するストレージ ノード | AWS | AWSまたはHTTPSを使用するその他の外部サービスに送信されるプラットフォーム サービスのメッセージに使用します。テナントは、エンドポイントを作成する際にデフォルトのHTTPポート設定(443)を上書きできます。 | |||
ストレージ ノード | AWS | HTTPSを使用するAWSターゲットに送信されるクラウド ストレージ プールの要求。グリッド管理者は、クラウド ストレージ プールを設定する際にデフォルトのHTTPSポート設定(443)を上書きできます。 | |||
445 | TCP | SMB | SMBクライアント | 管理ノード | SMBベースの監査エクスポートで使用します。 |
903 | TCP / UDP | NFS | NFSクライアント | 管理ノード | NFSベースの監査エクスポート(rpc.mountd)で使用します。 |
2022 | TCP | SSH | サービス ラップトップ | すべてのノード | コンソールの手順を実行するには、SSHアクセスまたはコンソール アクセスが必要です。必要に応じて、ポート22の代わりに2022を使用できます。 |
2049 | TCP / UDP | NFS | NFSクライアント | 管理ノード | NFSベースの監査エクスポート(nfs)で使用します。 |
8022 | TCP | SSH | サービス ラップトップ | すべてのノード | ポート8022でSSHを使用すると、サポートとトラブルシューティング用のベースのオペレーティング システムへのアクセスが許可されます。このポートは、グリッド ノード間で、または通常運用時にアクセス可能である必要はありません。 |
8082 | TCP | HTTPS | S3クライアント | APIゲートウェイ ノード | APIゲートウェイ ノードへのS3関連の外部トラフィック(HTTPS)。 |
8083 | TCP | HTTPS | Swiftクライアント | APIゲートウェイ ノード | APIゲートウェイ ノードへのSwift関連の外部トラフィック(HTTPS)。 |
8084 | TCP | HTTP | S3クライアント | APIゲートウェイ ノード | APIゲートウェイ ノードへのS3関連の外部トラフィック(HTTP)。 |
8085 | TCP | HTTP | Swiftクライアント | APIゲートウェイ ノード | APIゲートウェイ ノードへのSwift関連の外部トラフィック(HTTP)。 |
9022 | TCP | SSH | サービス ラップトップ | アプライアンス | サポートとトラブルシューティングのために、事前設定モードでのStorageGRIDアプライアンスへのアクセスを許可します。このポートは、グリッド ノード間で、または通常運用時にアクセス可能である必要はありません。 |
18082 | TCP | HTTPS | S3クライアント | ストレージ ノード | ストレージ ノードへのS3関連の外部トラフィック(HTTPS)。 |
18083 | TCP | HTTPS | Swiftクライアント | ストレージ ノード | ストレージ ノードへのSwift関連の外部トラフィック(HTTPS)。 |
18084 | TCP | HTTP | S3クライアント | ストレージ ノード | ストレージ ノードへのS3関連の外部トラフィック(HTTP)。 |
18085 | TCP | HTTP | Swiftクライアント | ストレージ ノード | ストレージ ノードへのSwift関連の外部トラフィック(HTTP)。 |