VMware環境へのStorageGRIDのインストールは、主に3つの手順で行われます。
- 準備:必要な情報やデータ、機器、インストール ファイル、ハードウェア、ネットワークがすべて揃っていることを確認します。
- 導入:グリッド ノードを導入すると、グリッド ノードが個別に作成されて、1つ以上のネットワークに接続されます。グリッド ノードの導入では次の作業を行います。
- VMware vSphere Web Clientで、.vmdkファイルおよび一連の.ovfファイル テンプレートを使用して、仮想ノードを仮想マシン(VM)として導入します。
- StorageGRIDアプライアンス インストーラを使用して、任意のStorageGRIDアプライアンス ストレージ ノードを導入します。
- 設定:すべてのノードを導入したら、StorageGRID Grid Managerを使用して、グリッドを設定し、インストールを完了します。
このドキュメントでは、標準的なアプローチでStorageGRIDシステムをVMware環境に導入して設定することを推奨していますが、次のような代替のアプローチも紹介しています。
- deploy-vsphere-ovftool.sh Bashスクリプト(インストール アーカイブに付属)を使用してVMware vSphereにグリッド ノードを導入する。
- Python設定スクリプト(インストール アーカイブに付属)を使用してStorageGRIDを設定する。
- 別のPython設定スクリプト(インストール アーカイブまたはStorageGRIDアプライアンス インストーラに付属)を使用してアプライアンス ストレージ ノードを導入し、設定する。
- インストールREST APIを使用して、StorageGRIDグリッド ノードおよびアプライアンス ストレージ ノードのインストールを自動化する。