初期設定と将来のストレージ拡張に対応するための十分なスペースを確保できるよう、仮想マシンでホストされているStorageGRIDノードのストレージ要件とパフォーマンス要件を把握しておく必要があります。
OSボリュームおよび最初のストレージ ボリュームのパフォーマンスは、システム全体のパフォーマンスに大きく影響します。これらのボリュームのディスク パフォーマンスが、レイテンシ、1秒あたりの入出力操作(IOPS)、スループットの点で適切であることを確認します。
StorageGRIDのすべてのノードで、OSドライブとすべてのストレージ ボリュームのライトバック キャッシュを有効にする必要があります。キャッシュは、保護されたメディアまたは永続的なメディアに配置する必要があります。
管理ノードやゲートウェイ ノードなど、他のタイプのノードは、同じ仮想マシン ホストに導入するか、必要に応じて独自の専用の仮想マシン ホストに導入することができます。ただし、同じタイプのノードが複数ある(たとえば、2個のゲートウェイ ノード)場合は、すべてのインスタンスを同じ仮想マシン ホストにインストールしないでください。
1個のストレージ ノードには1~16個のストレージ ボリュームを設定できます。ただし、3個以上のストレージ ボリュームが推奨されます。各ストレージ ボリュームのサイズは4TB以上にします。
各ストレージ ノードのボリューム0に3TB以上を割り当てる必要があります。StorageGRIDでは、ボリューム0を使用して、オブジェクト メタデータ用のスペース(Metadata Reserved Space[CAWM])、およびコンパクションや修復などの重要なデータベース処理用のスペースを3TB確保します。
推奨事項に従ってボリューム0に4TB以上を割り当てると、追加スペースがオブジェクト ストレージに使用されます。