交換用ノードは、StorageGRIDシステムのプライマリ管理ノードとして設定する必要があります。
開始する前に
- プライマリ管理ノードの仮想マシンが導入され、電源がオンになり、初期化されていることを確認します。
- リカバリ パッケージ ファイル(sgws-recovery-package-id-revision.zip)の最新のバックアップを用意します。
- プロビジョニング パスフレーズを用意します。
手順
- Webブラウザを開き、https://primary_admin_node_ipに移動します。
- [Recover a failed Primary Admin Node]をクリックします。
- リカバリ パッケージの最新のバックアップをアップロードします。
- [Browse]をクリックします。
- StorageGRIDシステムの最新のリカバリ パッケージ ファイルを選択し、[Open]をクリックします。
- プロビジョニング パスフレーズを入力します。
- [Start Recovery]をクリックします。
リカバリ プロセスが開始されます。必要なサービスが開始されるまでの数分間、Grid Managerを使用できなくなることがあります。リカバリが完了すると、サインイン ページが表示されます。
- StorageGRIDシステムでシングル サインオン(SSO)が有効になっており、リカバリした管理ノードの証明書利用者信頼がデフォルトの管理インターフェイスのサーバ証明書を使用するように設定されている場合は、Active Directoryフェデレーション サービス(AD FS)でノードの証明書利用者信頼を更新(または削除して再作成)します。管理ノードのリカバリ プロセス中に生成された新しいデフォルトのサーバ証明書を使用します。
注:証明書利用者信頼を設定するには、StorageGRIDの管理手順を参照してください。デフォルトのサーバ証明書にアクセスするには、管理ノードのコマンドシェルにログインします。/var/local/mgmt-apiディレクトリに移動し、server.crtファイルを選択します。
- ホットフィックスの適用が必要かどうかを判断します。
- サポートされているブラウザを使用してGrid Managerにログインします。
- [Nodes]を選択します。
- 左側のリストで、プライマリ管理ノードを選択します。
- [Overview]タブで、[Software Version]フィールドに表示されているバージョンを確認します。
- 他のグリッド ノードを選択します。
- [Overview]タブで、[Software Version]フィールドに表示されているバージョンを確認します。
- [Software Version]フィールドに表示されているバージョンが同じ場合は、ホットフィックスを適用する必要はありません。
- [Software Version]フィールドに表示されているバージョンが異なる場合は、ホットフィックスを適用し、リカバリされたプライマリ管理ノードを同じバージョンに更新する必要があります。