IP変更ツールを使用してグリッド ノードのIPアドレスを設定することで、ネットワーク設定を実行できます。
グリッドの導入時に設定されたネットワーク設定を変更するには、ほとんどの場合、IP変更ツールを使用する必要があります。標準のLinuxネットワーク コマンドおよびファイルを使用して手動で変更すると、StorageGRIDのすべてのサービスに変更が反映されなかったり、アップグレード、リブート、ノード リカバリ手順の実行後に変更が失われたりすることがあります。
イーサネット インターフェイス
eth0に割り当てられるIPアドレスは、常にグリッド ノードのグリッド ネットワークIPアドレスになります。eth1に割り当てられているIPアドレスは、常にグリッド ノードの管理ネットワークIPアドレスです。eth2に割り当てられているIPアドレスは、常にグリッド ノードのクライアント ネットワークIPアドレスです。
StorageGRIDアプライアンスなどの一部のプラットフォームでは、eth0、eth1、eth2が、下位のブリッジで構成されるアグリゲート インターフェイスや物理 / VLANインターフェイスのボンドである場合があります。このようなプラットフォームでは、 タブで、グリッド、管理、クライアントの各ネットワークのIPアドレスが、eth0、eth1、またはeth2に加えて他のインターフェイスにも割り当てられていることがあります。
DHCP
DHCPは導入フェーズでのみ設定できます。構成時にDHCPを設定することはできません。グリッド ノードのIPアドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを変更する場合は、IPアドレス変更手順を使用する必要があります。IP変更ツールを使用した場合、DHCPアドレスに静的アドレスが設定されます。