オブジェクト データの損失からの保護

StorageGRIDシステムは、オブジェクト データを損失から保護するための2つのメカニズムである、レプリケーションとイレイジャー コーディングを提供します。

レプリケーション

レプリケート コピーを作成するように設定されたILMルールにオブジェクトが一致した場合、StorageGRIDシステムはオブジェクト データの完全なコピーを作成して別のストレージ ノードまたはアーカイブ ノードに格納します。ILMルールは、作成するコピーの数と保存先、およびシステムでのコピーの保持期間を決定します。ストレージ ノードの損失によってコピーが失われても、StorageGRIDシステムの別の場所にコピーがあれば、オブジェクトを引き続き利用できます。

イレイジャー コーディング

イレイジャー コーディング コピーを作成するように設定されたILMルールにオブジェクトが一致した場合、StorageGRIDはオブジェクト データを複数のデータ フラグメントに分割し、追加のパリティ フラグメントを計算して、各フラグメントを別々のストレージ ノードに格納します。オブジェクトがアクセスされた場合、格納されたフラグメントを使用してそのオブジェクトが再アセンブルされます。データ フラグメントまたはパリティ フラグメントが破損したり失われたりしても、イレイジャー コーディング アルゴリズムが残りのデータ フラグメントとパリティ フラグメントを使用してフラグメントを再作成します。使用されるイレイジャー コーディング スキームは、ILMルールとイレイジャー コーディング プロファイルによって決定します。