アーカイブ処理は、StorageGRIDシステムとクライアントの間の定義されたデータ フローで構成されます。システムは、属性を使用して、該当するストレージ メディアとの間で行われるオブジェクトのアーカイブを追跡します。
オブジェクト データのコピーをアーカイブするようにILMポリシーで規定されている場合は、LDRのコンポーネントであるILMエンジンがアーカイブ ノードに要求を送信し、アーカイブ ノードがオブジェクト データのコピーを対象のアーカイブ ストレージ システムに送信します。

- ILMエンジンからARCサービスに要求が送信され、アーカイブ メディアにコピーを格納するように指示されます。
- ARCサービスから、ADCサービスを照会することで最適なソースの場所が特定され、そのソースLDRサービスに要求が送信されます。
- ARCサービスにより、LDRサービスからオブジェクト データが読み出されます。
- ARCサービスから対象のアーカイブ メディアにオブジェクト データが送信されます。
- アーカイブ メディアからARCサービスに、オブジェクト データが格納されたことが通知されます。
- ARCサービスからILMエンジンに、オブジェクト データが格納されたことが通知されます。
- ILMエンジンからDDSサービスに、オブジェクトの場所を示すメタデータが送信されます。