Amazon Web Servicesコマンドライン インターフェイス(AWS CLI)を使用してシステムへの接続をテストし、システムに対するオブジェクトの読み取りと書き込みが可能であることを確認できます。
開始する前に
- AWS CLIをaws.amazon.com/cliからダウンロードしてインストールしておく必要があります。
- StorageGRIDシステムでS3テナント アカウントを作成しておく必要があります。
手順
- Amazon Web Servicesの設定で、StorageGRIDシステムで作成したアカウントを使用するように設定します。
- 構成モードに切り替えます。aws configure
- 作成したアカウントのAWSアクセス キーIDを入力します。
- 作成したアカウントのAWSシークレット アクセス キーを入力します。
- 使用するデフォルトのリージョンを入力します(例:us-east-1)。
- 使用するデフォルトの出力形式を入力するか、Enterキーを押してJSONを選択します。
- バケットを作成します。
aws s3api --endpoint-url https://10.96.101.17:8082
--no-verify-ssl create-bucket --bucket testbucket
バケットの作成が完了すると、次の例のようにバケットの場所が返されます。"Location": "/testbucket"
- オブジェクトをアップロードします。
aws s3api --endpoint-url https://10.96.101.17:8082 --no-verify-ssl
put-object --bucket testbucket --key s3.pdf --body C:\s3-test\upload\s3.pdf
オブジェクトのアップロードが完了すると、オブジェクト データのハッシュであるEtagが返されます。
- バケットの内容をリストして、オブジェクトがアップロードされたことを確認します。
aws s3api --endpoint-url https://10.96.101.17:8082 --no-verify-ssl
list-objects --bucket testbucket
- オブジェクトを削除します。
aws s3api --endpoint-url https://10.96.101.17:8082 --no-verify-ssl
delete-object --bucket testbucket --key s3.pdf
- バケットを削除します。
aws s3api --endpoint-url https://10.96.101.17:8082 --no-verify-ssl
delete-bucket --bucket testbucket