HEAD Object

S3 HEAD Object要求を使用すると、オブジェクト自体を返さずにオブジェクトからメタデータを取得できます。オブジェクトがクラウド ストレージ プールに格納されている場合は、HEAD Objectを使用してオブジェクトの移行状態を特定できます。

サポートされない要求ヘッダー

次の要求ヘッダーはサポートされていません。指定した場合はXNotImplementedが返されます。

クラウド ストレージ プール オブジェクトの応答ヘッダー

オブジェクトがクラウド ストレージ プールに格納されている場合、次の応答ヘッダーが返されます。
  • x-amz-storage-class: GLACIER
  • x-amz-restore

応答ヘッダーは、クラウド ストレージ プール バケットに移動され、場合によってはGlacierに移行されてリストアされる過程におけるオブジェクトの状態に関する情報を提供します。

オブジェクトの状態 HEAD Objectへの応答
StorageGRIDに取り込まれているがまだILMによって評価されていない、または従来のストレージ プールに格納されているかイレイジャー コーディングを使用している 200 OK

(特別な応答ヘッダーは返されません)

クラウド ストレージ プール内にあるがまだGlacierに移行されていない

200 OK

x-amz-storage-class: GLACIER

x-amz-restore: ongoing-request="false", expiry-date="Sat, 23 July 20 2030 00:00:00 GMT"

expiry-dateの値は、オブジェクトがGlacierに移行されるまでは将来の日時に設定されます。移行の正確な時間は、StorageGRIDシステムでは制御されません。

クラウド ストレージ プール バケットからGlacierに移行されている

202 OK

x-amz-storage-class: GLACIER

Glacierからクラウド ストレージ プール バケットにリストア中である

200 OK

x-amz-storage-class: GLACIER

x-amz-restore: ongoing-request="true"

クラウド ストレージ プール バケットへのリストアが完了している

200 OK

x-amz-storage-class: GLACIER

x-amz-restore: ongoing-request="false", expiry-date="Sat, 23 July 20 2018 00:00:00 GMT"

expiry-dateは、リストアされたオブジェクトの一時的なコピーがクラウド ストレージ プール バケットから削除される日時です。

クラウド ストレージ プール内のマルチパート オブジェクトまたはセグメント化されたオブジェクト

マルチパート オブジェクトをアップロードした場合やStorageGRIDが大きなオブジェクトをセグメントに分割した場合、StorageGRIDはオブジェクトのパーツまたはセグメントのサブセットをサンプリングすることでクラウド ストレージ プール バケット内のオブジェクトが使用可能かどうかを判断します。オブジェクトの一部がすでにGlacierに移行されている場合やまだリストアされていない場合、HEAD Object要求が誤って「x-amz-restore: ongoing-request="false"」を返すことがあります。

バージョン管理

versionIdサブリソースが指定されていない場合、バージョン管理が有効になっているバケットでは、オブジェクトの最新バージョンが取得されます。オブジェクトの最新バージョンが削除マーカーの場合は、「Not Found」ステータスが返され、x-amz-delete-marker応答ヘッダーがtrueに設定されます。