orphaned状態のLinuxノードは、通常、StorageGRIDサービス、またはノードのコンテナを制御しているStorageGRIDノード デーモンが予期せず停止したことを示しています。
タスク概要
Linuxノードがorphaned状態になった場合は、次のように対応策を実行してください。
- ログでエラーとメッセージを確認します。
- ノードを再起動します。
- 必要に応じて、Dockerコマンドを使用して既存のノード コンテナを停止します。
- ノードを再起動します。
手順
- サービス デーモンとorphaned状態のノードの両方のログを調査し、明らかなエラーや予期しない終了に関するメッセージがないか確認します。
- ホストにrootとしてログインするか、sudo権限を持つアカウントを使ってログインします。
- 次のコマンドを実行して、ノードの再起動を試行します。$ sudo storagegrid node start node-name
例
$ sudo storagegrid node start DC1-S1-172-16-1-172
ノードが孤立している場合は、次の応答が返されます。
Not starting ORPHANED node DC1-S1-172-16-1-172
- Linuxから、Dockerコンテナ、およびStorageGRIDノードを制御しているすべてのプロセスを停止します。sudo docker stop --time seconds container-name
secondsには、コンテナの停止を待機する秒数を入力します(通常は15秒以下)。
例
sudo docker stop --time 900 storagegrid-DC1-S1-172-16-1-172
- ノードを再起動します。storagegrid node
start node-name
例
storagegrid node start DC1-S1-172-16-1-172