StorageGRIDシステムをアップグレードする前に、システムがアップグレードできる状態にあることを確認する必要があります。システムが正常に稼働し、すべてのグリッド ノードが動作している必要があります。
手順
- サポートされているブラウザを使用してGrid Managerにログインします。
- アクティブなアラームがないかを確認し、ある場合は解決します。
個々のアラームについては、トラブルシューティングの手順を参照してください。
- 競合するグリッド タスクがアクティブまたは保留中でないことを確認します。
- [Grid]を選択します。
- を選択します。
情報ライフサイクル管理評価(ILME)タスクは、ソフトウェアのアップグレードと同時に実行できる唯一のグリッド タスクです。
- 他のグリッド タスクがアクティブまたは保留中の場合は、それらが終了するまで、またはロックが解放されるまで待ちます。
注:タスクが終了しない、またはロックが解放されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください。
- アップグレードを行う前に、使用しているプラットフォーム用のバージョン11.2のインストール手順で内部ポートと外部ポートのリストを参照し、すべての必須ポートが開いていることを確認します。
具体的には、以下のポートがサイト間やノード間でブロックされていないことを確認してください。
- Transport Layer Security(TLS)を使用して管理ノードと通信するクライアントがTLS 1.2を使用していることを確認します。
注意:StorageGRID 11.2にアップグレードすると、Grid Manager、Tenant Manager、グリッド管理API、またはテナント管理APIへのサインインにTLS 1.1を使用できなくなります。