アップグレードの計画と準備
StorageGRID
システムがアップグレードできる状態にあることを確認し、最小限の中断でアップグレードを完了できるよう、システムのアップグレード計画を立てる必要があります。
手順
アップグレード所要時間の見積もり
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11.2へのアップグレードを計画する場合は、アップグレードにかかる時間に基づいてアップグレードのタイミングを検討する必要があります。また、アップグレードの各ステージ中に実行できる処理と実行できない処理についても把握しておく必要があります。
アップグレード時にシステムが受ける影響
アップグレード中に
StorageGRID
システムがどのような影響を受けるかを理解しておく必要があります。
アップグレードによるグループおよびユーザ アカウントへの影響
アップグレードの完了後にグループとユーザ アカウントを適切に更新できるよう、
StorageGRID
アップグレードの影響を理解しておく必要があります。
インストールされているStorageGRIDバージョンの確認
アップグレードを開始する前に、
StorageGRID
のどのバージョンが現在インストールされているかを確認する必要があります。
ソフトウェア アップグレードの前提要件の準備
ソフトウェアのアップグレードを開始する前に、アップグレードを正常に完了できるよう、必要なファイル、機器、情報をすべて揃えておく必要があります。
StorageGRIDアップグレード ファイルのダウンロード
StorageGRID
システムをアップグレードする前に、アップグレード ファイルをサービス ラップトップにダウンロードする必要があります。
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システムがLinuxホストに導入されている場合は、
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インストール ファイルもダウンロードする必要があります。
リカバリ パッケージのダウンロード
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システムでグリッド トポロジを変更する前後、およびソフトウェアをアップグレードする前後に、リカバリ パッケージ ファイルの最新コピーをダウンロードする必要があります。リカバリ パッケージ ファイルは、障害が発生した場合にシステムを復元するために使用できます。
ソフトウェア アップグレード前のシステム状態の確認
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システムをアップグレードする前に、システムがアップグレードできる状態にあることを確認する必要があります。システムが正常に稼働し、すべてのグリッド ノードが動作している必要があります。