SG6060アプライアンスでは、ストレージとリカバリの要件に応じて別のRAIDモードに変更できます。モードを変更できるのは、アプライアンス ストレージ ノードを導入する前だけです。
開始する前に
- StorageGRIDに接続できるクライアントを使用している必要があります。
- クライアントに、サポートされているWebブラウザをインストールしておきます。
タスク概要
SG6060アプライアンスをストレージ ノードとして導入する前に、次のいずれかのボリューム設定オプションを選択できます。
- DDP:すべてのアプライアンスに推奨されるデフォルトのモードです。RAID6よりもシステム パフォーマンスに優れ、ドライブ障害が発生したあとのリビルド時間も短く、管理も簡単です。データ ドライブ8本につきパリティ ドライブを2本使用します。また、新しいバージョンのEシリーズ ソフトウェアを搭載した60ドライブ アプライアンスをドロワー損失から保護します。
- DDP16:このモードはデータ ドライブ16本につきパリティ ドライブを2本使用するため、DDPよりもストレージ効率が高くなります。RAID6よりもシステム パフォーマンスに優れ、ドライブ障害が発生したあとのリビルド時間も短く、管理も簡単です。ストレージ効率はRAID6と同等です。DDP16は60ドライブ アプライアンスでのみ使用可能です。ドロワー損失からの保護は提供しません。
- RAID6:16本以上のデータ ドライブにつきパリティ ドライブを2本使用します。RAID6は60ドライブ アプライアンスでのみ使用可能です。DDPよりもアプライアンスのストレージ効率を上げることができますが、ほとんどのStorageGRID環境では推奨されません。
注意:ボリュームがすでに構成されている場合やStorageGRIDが事前にインストールされている場合にRAIDモードを変更すると、ボリュームが削除されて置き換えられます。それらのボリュームのデータはすべて失われます。
手順
- StorageGRIDアプライアンス インストーラにアクセスします。https://SG6000-CN_Controller_IP:8443
SG6000-CN_Controller_IP は、3つのStorageGRIDネットワークのいずれかにあるSG6000-CNコントローラのIP アドレスです。
- メニュー バーで、を選択します。
- [Configure RAID Mode]ページで、[Mode]ドロップダウン リストからRAIDモードを選択します。
- [Save]をクリックします。