ストレージ プールを作成することで、StorageGRIDシステムがオブジェクト データを格納する場所と、使用するストレージのタイプを決定します。各ストレージ プールには、サイトとストレージ グレードがそれぞれ1つ以上含まれています。
開始する前に
- Grid Managerにはサポートされているブラウザを使用してサインインする必要があります。
- 特定のアクセス権限が必要です。
- ストレージ プールの作成に関するガイドラインを確認しておく必要があります。
手順
- を選択します。
[Storage Pools]ページが表示されます。
![[Storage Pools]ページ](GUID-89C96F2E-0251-4AC4-A350-4AE655F0B6B8-low.gif)
このページには定義済みのストレージ プールがすべて表示されます。各プールについて、アーカイブ ノードまたはストレージ ノードの数と、現在ILMルールまたはECプロファイルで使用されているかどうかが表示されます。リストの下のテーブルには、選択中のストレージ プールの詳細(ストレージ プール内のサイト、各サイトのノード数とタイプなど)が表示されます。
- [Create]をクリックします。
[Create Storage Pool]ページが表示されます。[All Sites]および[All Storage Nodes]ストレージ グレードがデフォルトで選択されています。
- ストレージ プールの名前を入力します。
イレイジャー コーディング プロファイルとILMルールを設定するときに識別しやすい名前を使用してください。名前を入力すると、テーブルの見出しが自動的に更新されます。
- [Site]ドロップダウン リストで、ILMルールまたはイレイジャー コーディング プロファイルがこのストレージ プールを使用する場合にオブジェクト データのコピー先となるサイトを選択します。
デフォルト値の[All Sites]には、StorageGRIDグリッド内のすべてのデータセンター サイトが含まれます。
注意:イレイジャー コーディング プロファイルで使用するストレージ プールを作成する際には、プールに含める各サイトを手動で追加する必要があります。デフォルトのサイトである[All Sites]は含めないでください。
サイトを選択すると、テーブル内の[Storage Nodes]と[Archive Nodes]の数が自動的に更新されます。
- [Storage Grade]ドロップダウン リストで、ILMルールがこのストレージ プールを使用する場合にオブジェクト データのコピー先となるストレージのタイプを選択します。
[All Storage Nodes]のデフォルト値には、選択したサイトのすべてのストレージ ノードが含まれます。[Archive Nodes]のデフォルト値には、選択したサイトのすべてのアーカイブ ノードが含まれます。グリッド内のストレージ ノード用にストレージ グレードを追加で作成している場合、そのグレードもドロップダウンに表示されます。
- 必要に応じて、
をクリックして、ストレージ プールに別のエントリを追加します。 エントリごとに、サイトとストレージ グレードの一意の組み合わせを指定します。
注:重複するエントリを作成すること、および[Archive Nodes]ストレージ グレードとストレージ ノードを含むストレージ グレードの両方が含まれるストレージ プールを作成することはできません。
エントリを削除するには、

をクリックします。
- 選択した内容に問題がなければ、[Save]をクリックします。
新しいストレージ プールがリストに追加されます。