アーカイブ ノードから送信されたデータを保存するようにTSMサーバを設定するには、ドメイン ポリシーを作成してアクティブ化する必要があります。
手順
- ドメイン ポリシーを作成します。
copy domain standard tsm-domain
- 既存の管理クラスを使用しない場合は、次のいずれかを入力します。
define policyset tsm-domain standard
define mgmtclass tsm-domain standard defaultdefault は、導入用のデフォルトの管理クラスです。
- 適切なストレージ プールにコピーグループを作成します。次のように(1行に)入力します。
define copygroup tsm-domain standard default type=archive destination=SGWSDiskPool retinit=event retmin=0 retver=0default は、アーカイブ ノード用のデフォルトの管理クラスです。retinit、retmin、retverの値には、アーカイブ ノードで使用中の保持設定が反映されています。
注:retinit=createに設定しないでください。retinit=createに設定すると、TSMサーバからのコンテンツの削除に保持イベントが使用されるため、アーカイブ ノードからコンテンツを削除することができなくなります。
- 管理クラスにデフォルトを割り当てます。
assign defmgmtclass tsm-domain standard default
- 新しいポリシー セットをアクティブに設定します。
activate policyset tsm-domain standardactivateコマンドを入力すると「no backup copy group」という警告が表示されますが、無視してください。
- 新しいポリシー セットを使用するノードをTSMサーバに登録します。TSMサーバで、次のように(1行に)入力します。
register node arc-user arc-password passexp=0 domain=tsm-domain MAXNUMMP=number-of-sessionsaarc-userとarc-passwordは、アーカイブ ノードで定義したクライアント ノード名とパスワードです。また、MAXNUMMPの値は、アーカイブ ノードの格納セッション用に予約されているテープ ドライブの数に設定されます。
注:デフォルトでは、ノードを登録すると、管理者ユーザIDがクライアント所有者の権限で作成され、パスワードが定義されます。