Create ILM Ruleウィザードのステップ1では、ルールの基本的および高度なフィルタ条件を定義できます。
タスク概要
StorageGRIDはこのILMルールに照らしてオブジェクトのメタデータを評価する際に、フィルタ条件を使用してこのルールの配置手順と取り込み動作を適用するかどうかを判断します。ルールはすべてのオブジェクトに適用することも、基本フィルタ(テナント アカウントIDやバケット名など)または高度なフィルタ(オブジェクト サイズまたはユーザ メタデータなど)を指定することもできます。

手順
- [Name]フィールドにルールの一意な名前を入力します。
1~64文字で指定する必要があります。
- 必要に応じて、[Description]フィールドにルールの簡単な説明を入力します。
あとから識別しやすいように、ルールの目的や機能を指定してください。

- [Tenant Account]ドロップダウン リストから、このルールを適用するS3またはSwiftテナント アカウントを必要に応じて選択します。すべてのテナントに適用する場合は[Ignore]を選択します(デフォルト)。
- 必要に応じて、[Bucket Name]フィールドで、このルールを適用するS3バケットまたはSwiftコンテナを指定します。
[matches all]を選択した場合は(デフォルト)、すべてのS3バケットまたはSwiftコンテナにルールが適用されます。
- 必要に応じて、[Advanced filtering]をクリックして、追加のフィルタ条件を指定します。
高度なフィルタを設定しない場合は、基本のフィルタ条件に一致するすべてのオブジェクトにルールが適用されます。
指定できるメタデータのタイプ、演算子、およびメタデータ値については、「ILMルールでの高度なフィルタの使用」を参照してください。
- [Next]をクリックします。
Create ILM Ruleウィザードのステップ2が表示されます。[Define placements]ページを使用して、各期間に格納するオブジェクト コピーの数、タイプ、および場所を指定します。