管理ノードの管理
StorageGRID
環境の各サイトに1つ以上の管理ノードを配置できます。
詳細情報
管理ノードとは
管理ノード:システムの設定、監視、ロギングなどの管理サービスを提供します。それぞれのグリッドにプライマリ管理ノードが1つ必要で、冗長性を確保するために任意の数の非プライマリ管理ノードを設定できます。
複数の管理ノードの使用
StorageGRID
システムには複数の管理ノードを配置できます。これにより、1つの管理ノードに障害が発生した場合でも、
StorageGRID
システムを継続的に監視して設定することができます。
プライマリ管理ノードの識別
プライマリ管理ノードはCMNサービスをホストします。一部のメンテナンス手順は、プライマリ管理ノードでしか実行できません。
優先送信者の選択
StorageGRID
環境に複数の管理ノードが含まれている場合は、AutoSupportメッセージとアラーム通知の優先送信者となる管理ノードを選択できます。デフォルトでは、プライマリ管理ノードが選択されますが、任意の管理ノードを優先送信者にすることができます。
通知のステータスとキューの表示
管理ノードのNMSサービスは、メール サーバに通知を送信します。[Interface Engine]ページでは、NMSサービスの現在のステータスと通知キューのサイズを確認できます。
アラームの確認応答
ある管理ノードからのアラームの確認応答は他の管理ノードにはコピーされません。確認応答は他の管理ノードにはコピーされないため、[Grid Topology]ツリーの表示が各管理ノードで同じにならない可能性があります。
監査クライアント アクセスの設定
管理ノードは、Audit Management System(AMS)サービスを介して、監査対象のすべてのシステム イベントを、監査共有からアクセス可能なログ ファイルに記録します。監査共有はインストール時に各管理ノードに追加されます。監査ログへのアクセスを簡単にするためには、CIFSとNFSの両方についてクライアントから監査共有へのアクセスを設定します。