通常のシステム運用中は、データへのアクセスおよびデータのレプリケートと保持が行われる際に、異なるノード間でコンテンツ ブロックが継続的に転送されます。このメッセージは、あるノードから別のノードへのコンテンツ ブロックの転送が開始したときに転送元のエンティティによって生成されます。
コード | フィールド | 説明 |
---|---|---|
CNID | Connection Identifier | ノード間のセッション / 接続の一意の識別子。 |
CBID | Content Block Identifier | 転送されるコンテンツ ブロックの一意の識別子。 |
CTDR | Transfer Direction | CBID転送がプッシュで開始されたかプルで開始されたかを示します。 PUSH:転送処理は送信側エンティティによって要求されました。 PULL:転送処理は受信側エンティティによって要求されました。 |
CTSR | Source Entity | CBID転送のソース(送信側)のノードID。 |
CTDS | Destination Entity | CBID転送のデスティネーション(受信側)のノードID。 |
CTSS | Start Sequence Count | 最初のシーケンス カウントが要求されたことを示します。成功すると、このシーケンス カウントから転送が開始されます。 |
CTES | Expected End Sequence Count | 最後のシーケンス カウントが要求されたことを示します。成功すると、このシーケンス カウントを受信したときに転送が完了したとみなされます。 |
RSLT | Transfer Start Status | 転送が開始された時点のステータス。 SUCS:転送が開始されました。 |
この監査メッセージは、Content Block Identifierで識別されたとおりに単一のコンテンツでノード間のデータ転送処理が開始されたことを意味します。この処理では、「Start Sequence Count」から「Expected End Sequence Count」までのデータが要求されます。送信側と受信側のノードは、ノードIDによって識別されます。この情報を使用すると、システムのデータ フローを追跡できます。ストレージ監査メッセージと組み合わせて使用すると、レプリカ数を検証できます。