ゲートウェイ ノードまたは管理ノードをSG1000サービス アプライアンスにインストールするには、アプライアンスに含まれているStorageGRIDアプライアンス インストーラを使用します。
開始する前に
- アプライアンスをラックに設置し、ネットワークに接続し、電源を投入しておく必要があります。
- StorageGRIDアプライアンス インストーラを使用して、アプライアンスのネットワーク リンクとIPアドレスを設定しておく必要があります。
- ゲートウェイ ノードまたは非プライマリ管理ノードをインストールする場合は、StorageGRIDグリッドのプライマリ管理ノードのIPアドレスを確認しておきます。
- StorageGRIDアプライアンス インストーラの[IP Configuration]ページにリストされているすべてのグリッド ネットワーク サブネットを、プライマリ管理ノードのグリッド ネットワーク サブネット リストに定義しておく必要があります。
これらの必要な準備作業の実行手順については、SG1000サービス アプライアンスのインストールとメンテナンスの手順を参照してください。
タスク概要
StorageGRIDソフトウェアを
SG1000サービス アプライアンスにインストールするには、次の手順を実行します。
- プライマリ管理ノードの場合は、ノードの名前を指定し、必要に応じて適切なソフトウェア パッケージをアップロードします。
- 非プライマリ管理ノードまたはゲートウェイ ノードの場合は、プライマリ管理ノードのIPアドレスとノードの名前を指定または確認します。
- インストールを開始し、ボリュームの設定とソフトウェアのインストールが行われている間待機します。
- プロセスの途中でインストールが一時停止します。インストールを再開するには、Grid Managerにサインインして、保留状態のノードを障害ノードの交換用として設定する必要があります。
- ノードを設定すると、アプライアンスのインストール プロセスが完了してアプライアンスがリブートされます。
手順
- ブラウザを開き、SG1000サービス アプライアンスのいずれかのIPアドレスを入力します。
https://Controller_IP:8443
StorageGRIDアプライアンス インストーラのホームページが表示されます。

- プライマリ管理ノードをインストールするには、次の手順を実行します。
- [This Node]セクションの[Node Type]で、[Primary Admin]を選択します。
- [Node Name]フィールドにリカバリするノードに使用されていた名前を入力し、[Save]をクリックします。
- [Installation]セクションで、[Current state]に表示されているソフトウェアのバージョンを確認します。
インストールされるソフトウェアのバージョンが正しければ、手順
4に進みます。
- 別のバージョンのソフトウェアをアップロードする必要がある場合は、[Advanced]メニューで[Upload StorageGRID Software]を選択します。
[Upload StorageGRID Software]ページが表示されます。

- [Browse]をクリックして、StorageGRIDソフトウェアのソフトウェア パッケージとチェックサム ファイルをアップロードします。
選択したファイルが自動的にアップロードされます。
- [Home]をクリックしてStorageGRIDアプライアンス インストーラのホームページに戻ります。
- ゲートウェイ ノードまたは非プライマリ管理ノードをインストールするには、次の手順を実行します。
- [This Node]セクションの[Node Type]で、リストアするノードのタイプに応じて[Gateway]または[Non-Primary Admin]を選択します。
- [Node Name]フィールドにリカバリするノードに使用されていた名前を入力し、[Save]をクリックします。
- [Primary Admin Node connection]セクションで、プライマリ管理ノードのIPアドレスを指定する必要があるかどうかを確認します。
プライマリ管理ノードまたはADMIN_IPが設定された他のグリッド ノードが少なくとも1つ同じサブネット上にある場合は、StorageGRIDアプライアンス インストーラはこのIPアドレスを自動的に検出します。
- このIPアドレスが表示されない場合や変更する必要がある場合は、アドレスを指定します。
オプション |
説明 |
IPの手動入力 |
- [Enable Admin Node discovery]チェック ボックスをオフにします。
- IPアドレスを手動で入力します。
- [Save]をクリックします。
- 新しいIPアドレスの接続状態が「ready」になるまで待機します。
|
接続されたすべてのプライマリ管理ノードの自動検出 |
- [Enable Admin Node discovery]チェック ボックスをオンにします。
- 検出されたIPアドレスのリストから、このサービス アプライアンスを導入するグリッドのプライマリ管理ノードを選択します。
- [Save]をクリックします。
- 新しいIPアドレスの接続状態が「ready」になるまで待機します。
|
- [Installation]セクションで、現在の状態がReady to start installation of node nameであることと、[Start Installation]ボタンが有効になっていることを確認します。
[Start Installation]ボタンが有効になっていない場合は、ネットワークまたはポートの設定変更が必要な可能性があります。手順については、使用しているアプライアンスのインストールとメンテナンスの手順を参照してください。
- StorageGRIDアプライアンス インストーラのホームページで、[Start Installation]をクリックします。
現在の状態が「Installation is in progress」に変わり、[Monitor Installation]ページが表示されます。
注:[Monitor Installation]ページに手動でアクセスする必要がある場合は、メニュー バーの[Monitor Installation]をクリックします。