各ストレージ ノードのオブジェクト メタデータ容量の監視

各ストレージ ノードのメタデータの使用率を監視して、重要なデータベース処理に使用できるスペースが十分に残っていることを確認する必要があります。CDLPアラームとLow Metadata Storageアラートがトリガーされた場合は、新しいストレージ ノードを追加する必要があります。

開始する前に

タスク概要

StorageGRIDは、冗長性を確保し、オブジェクト メタデータを損失から保護するために、各サイトにオブジェクト メタデータのコピーを3つずつ保持します。この3つのコピーは、各サイトのすべてのストレージ ノードに分散されます(各ストレージ ノードのストレージ ボリューム0にリザーブされているスペースを使用)。

各ストレージ ノードにリザーブされているメタデータ用の合計スペースは、Metadata Reserved Space(CAWM)と呼ばれます。Metadata Reserved Spaceは、オブジェクト メタデータ用のスペース(Metadata Allowed Space[CEMS])と、コンパクションや修復などの重要なデータベース処理用のスペースに分かれています。
Metadata Reserved Space

オブジェクト メタデータに使用されているスペースがMetadata Allowed Spaceの総容量を超えると、データベース処理を効率的に実行できなくなり、エラーが発生します。

Metadata Used Space(Percent)属性(CDLP)は、Metadata Allowed Spaceがどの程度使用されているのかを測定します。Metadata Used Space (Percent)が次のしきい値に達すると、CDLPアラームとLow metadata storageアラートがトリガーされます。

新しいノードを追加すると、すべてのストレージ ノード間でオブジェクト メタデータが自動的にリバランシングされ、CDLPアラームとLow metadata storageアラートが解除されます。

次の例では、オブジェクト メタデータがMetadata Allowed Spaceの100%以上を使用しています。これは重大な状況であり、データベース処理の効率低下とエラーの発生につながります。


メタデータに関するダッシュボードのアラーム
注意:1つ目のストレージ ボリュームがMetadata Reserved Spaceより小さい場合(非本番環境など)は、CDLPアラームとLow metadata storageアラートが正しく計算されないことがあります。

手順

  1. [Nodes] > [Storage Node] > [Storage]を選択します。
  2. [Storage Used - Object Metadata]グラフにカーソルを合わせると、使用できるスペースのうち、オブジェクト メタデータによって使用されている割合を確認できます。
    [Used %]の値は、Metadata Used Space (Percent)(CDLP)属性です。


    [Storage Used - Object Metadata]グラフ

  3. [Used %]の値が70%以上の場合は、ストレージ ノードを追加してStorageGRIDシステムを拡張します。
  4. CDLPアラームの詳細を確認するには、次の手順を実行します。
    1. [Alarms]を選択します。次に、メニューの[Alarms]セクションで[Current Alarms]を選択します。
    2. テーブルに表示されたアラームの詳細を確認します。

      このページには、すべての重大度(Minor、Major、Critical)のCDLP(Metadata Used Space(Percent))アラームが表示されます。


    Metadata Used Spaceアラーム(CDLP)

    注:ストレージ ノードのCDLPアラームは、[Support] > [Grid Topology] > [Storage Node] > [DDS] > [Data Store] > [Alarms]を選択して確認することもできます。
  5. Low metadata storageアラートの詳細を確認するには、次の手順を実行します。
    1. [Alarms]を選択します。次に、メニューの[Alerts (Preview)]セクションで[Alerts]を選択します。
    2. アラートのテーブルで、Low metadata storageアラート グループを展開し(必要な場合)、表示するアラートを選択します。
    3. アラート ダイアログ ボックスで詳細を確認します。
  6. MajorまたはCriticalのCDLPアラームまたはLow metadata storageアラートがトリガーされた場合は、すぐに拡張を実行してストレージ ノードを追加します。
    新しいノードを追加すると、すべてのストレージ ノード間でオブジェクト メタデータが自動的にリバランシングされ、アラームが解除されます。