ストレージ ノードのトラブルシューティング
ここでは、ストレージ ノードに関する問題の原因を特定するのに役立ついくつかのタスクを紹介します。
詳細情報
オブジェクト ストア(ストレージ ボリューム)の障害
ストレージ ノードの基盤となるストレージは、複数のオブジェクト ストアに分割されます。これらのオブジェクト ストアは物理的なパーティションであり、
StorageGRID
システムのストレージのマウント ポイントとして機能します。オブジェクト ストアはストレージ ボリュームとも呼ばれます。
SAVP Total Usable Space (Percent)アラームのトラブルシューティング
SAVP Total Usable Spaceアラームが表示された場合は、次の方法で原因を調べることができます。
Total Events(SMTT)アラームのトラブルシューティング
ノードでTotal Events(SMTT)アラームが発生した場合は、プラットフォーム サービス メッセージを配信できなくなっているか、Cassandraのメモリ不足エラーが発生している可能性があります。
Storage Status(SSTS)アラームのトラブルシューティング
Storage Status(SSTS)アラームは、ストレージ ノードにオブジェクト ストレージ用の十分な空きスペースが残っていない場合にトリガーされます。
Low object data storageアラートのトラブルシューティング
Low object data storage
アラートは、オブジェクト データを格納可能な各ストレージ ノードのスペースを監視します。このアラートはStorage Status(SSTS)アラームに関連していますが、まったく同じものではありません。
オブジェクト データの損失と欠落
オブジェクトはさまざまな理由で読み出されます。たとえば、クライアント アプリケーションからの読み取り要求、レプリケートされたオブジェクト データのバックグラウンド検証、ILMルールによる再評価、ストレージ ノードのリカバリ時のオブジェクト データのリストアなどの目的で行われます。
SVST(Services: Status - Cassandra)アラームのトラブルシューティング
SVSTアラームは、ストレージ ノードに対するCassandraデータベースのリビルドが必要となる可能性があることを示します。Cassandraは
StorageGRID
用のメタデータ ストアとして使用されます。
親トピック:
StorageGRIDシステムのトラブルシューティング