一部の機能はStorageGRID 11.3で削除または廃止されています。下記の項目を確認し、アップグレードの前にクライアント アプリケーションの更新や設定の変更が必要かどうかを把握してください。
StorageGRID 11.3では、オブジェクトのグリッドへの取り込み方法が変更されたため、ILMルールでストレージ プールを一時的な場所として指定する機能が廃止されました。一時プールを使用する既存のILMルールは、これまでと同様に機能します。ただし、新しいルールでは一時プールを使用しないでください。
StorageGRID 11.2で廃止されたCMS(コンテンツ管理システム)サービスが正式に削除されました。このサービスは、従来のILMシステムによってキューに登録されたオブジェクト データを管理していました。CMSの削除に伴い、内部でのグリッド ノードの通信にポート1503は必要なくなりました。
次のアラームが削除されました。
TLS 1.1暗号はサポートされなくなりました。
CBC暗号とSHA1暗号は廃止されました。これらの暗号は、11.3のS3サービスとSwiftサービスでサポートされなくなり、今後のリリースで完全に削除される予定です。
StorageGRID 11.3でのSNMPの使用については、ネットアップの営業担当者にお問い合わせください。