SG1000の交換

SG1000が適切に機能しない場合や障害が発生した場合は、交換が必要となることがあります。

開始する前に

タスク概要

SG1000アプライアンスの交換中は、アプライアンス ノードにアクセスできなくなります。SG1000が問題なく動作している場合は、この手順の開始時に通常の方法でシャットダウンを実行できます。
注:StorageGRIDソフトウェアをインストールする前にアプライアンスを交換すると、この手順の完了後すぐにStorageGRIDアプライアンス インストーラにアクセスできない場合があります。StorageGRIDアプライアンス インストーラには、アプライアンスと同じサブネット上の他のホストからアクセスできますが、他のサブネット上のホストからはアクセスできません。この状態は15分以内に(元のアプライアンスのいずれかのARPキャッシュ エントリがタイムアウトした時点で)自動的に解消されます。あるいは、古いARPキャッシュ エントリをローカル ルータまたはゲートウェイから手動でパージすれば、すぐにこの状態を解消できます。

手順

  1. SG1000が動作していて通常の方法でシャットダウンできる場合は、SG1000をシャットダウンします。
    1. グリッド ノードにログインします。
      1. 次のコマンドを入力します:ssh admin@grid_node_IP
      2. Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
      3. 次のコマンドを入力してrootに切り替えます:su -
      4. Passwords.txtファイルに含まれているパスワードを入力します。
      rootとしてログインすると、プロンプトが$から#に変わります。
    2. StorageGRIDのすべてのサービスを停止します。service servermanager stop
    3. SG1000をシャットダウンします。shutdown -h now
  2. 次のどちらかの方法を使用して、SG1000の電源がオフになっていることを確認します。
    • アプライアンスの前面にある電源LEDが消灯している。
    • BMCインターフェイスの[Power Control]ページに、アプライアンスがオフになっていることが示されている。
  3. アプライアンスに接続されているStorageGRIDネットワークがDHCPサーバを使用している場合は、DNS / ネットワークとIPアドレスの設定を更新します。
    1. SG1000前面のMACアドレス ラベルをチェックして、管理ネットワーク ポートのMACアドレスを特定します。
      注:MACアドレス ラベルには、BMC管理ポートのMACアドレスが記載されています。

      管理ネットワーク ポートのMACアドレスは、ラベルに記載された16進数に2を追加した値です。たとえば、ラベルに記載のMACアドレスが09で終わっている場合は、管理ポートのMACアドレスの末尾は0Bとなります。ラベルに記載のMACアドレスが(y)FFで終わっている場合は、管理ポートのMACアドレスの末尾は(y+1)01となります。この計算を簡単に行うには、Windowsで電卓を開き、[プログラマー]モードに設定してから、16進数を選択してMACアドレスを入力し、「+ 2=」と入力します。

    2. 取り外したアプライアンスのDNS / ネットワークおよびIPアドレスを交換用アプライアンスのMACアドレスと関連付けるよう、ネットワーク管理者に依頼します。
      注意:交換用アプライアンスに電源を投入する前に、元のアプライアンスのすべてのIPアドレスが更新されたことを確認する必要があります。そうしないと、アプライアンスのブート時に新しいDHCP IPアドレスが取得されて、StorageGRIDに再接続できなくなることがあります。この手順は、アプライアンスに接続されているすべてのStorageGRIDネットワークに当てはまります。
    注:元のアプライアンスが静的IPアドレスを使用していた場合は、取り外したアプライアンスのIPアドレスが自動的に新しいアプライアンスで使用されます。
  4. SG1000を取り外して交換します。
    1. ケーブルにラベルを付けてから、ケーブルとネットワーク トランシーバを取り外します。
      注意:パフォーマンスの低下を防ぐためにも、ケーブルをねじったり、折り曲げたり、はさんだり、踏みつけたりしないでください。
    2. 障害が発生したアプライアンスをキャビネットまたはラックから取り外します。
    3. 電源装置2台、冷却ファン8台、およびSSD2本を障害が発生したアプライアンスから交換用アプライアンスに移動します。
      それぞれのコンポーネントの交換手順に従ってください。
    4. 交換用アプライアンスをキャビネットまたはラックに設置します。
    5. ケーブルとQSFP+またはQSFP28トランシーバを交換します。
    6. アプライアンスの電源を入れ、アプライアンスのLEDとブート時のコードを監視します。
      BMCインターフェイスを使用して、ブート時のステータスを監視します。
  5. Grid Managerにアプライアンス ノードが表示され、かつアラームが表示されていないことを確認します。