SG1000
のファンの交換
SG1000
には8つの冷却ファンがあります。いずれかのファンで障害が発生した場合は、アプライアンスの冷却が適切に行われるように、できるだけ早く交換する必要があります。
開始する前に
交換用ファンを開封しておきます。
ほかのファンが取り付けられ、動作していることを確認しておきます。
タスク概要
ファンの交換中は、アプライアンス ノードにアクセスできなくなります。
次の画像は
SG1000
のファンを示しています。アプライアンスの上部カバーを取り外すと、冷却ファンがあります。
注:
2つの電源装置にもそれぞれファンが搭載されています。これらのファンは、この手順の対象ではありません。
手順
SG1000
をシャットダウンします。
グリッド ノードにログインします。
次のコマンドを入力します:
ssh admin@
grid_node_IP
Passwords.txt
ファイルに含まれているパスワードを入力します。
次のコマンドを入力してrootに切り替えます:
su -
Passwords.txt
ファイルに含まれているパスワードを入力します。
rootとしてログインすると、プロンプトが
$
から
#
に変わります。
StorageGRID
のすべてのサービスを停止します。
service servermanager stop
SG1000
をシャットダウンします。
shutdown -h now
次のどちらかの方法を使用して、
SG1000
の電源がオフになっていることを確認します。
コントローラの前面にある電源LEDが消灯している。
BMCインターフェイスの
[Power Control]
ページに、コントローラがオフになっていることが示されている。
上部カバーのラッチを持ち上げて、アプライアンスからカバーを取り外します。
障害が発生しているファンを特定します。
障害が発生しているファンをシャーシから取り出します。
交換用ファンをシャーシのオープン スロットに押し込みます。
ファンの端をガイド ピンに合わせてください (ピンは画像の丸で囲まれた部分です)。
ファンのコネクタを回路基板にしっかりと押し込みます。
上部カバーをアプライアンスに戻し、ラッチを押し下げて、カバーを所定の位置に取り付けます。
アプライアンスの電源を入れ、コントローラのLEDとブート時のコードを監視します。
BMCインターフェイスを使用して、ブート時のステータスを監視します。
Grid Manager
にアプライアンス ノードが表示され、かつアラームが表示されていないことを確認します。
親トピック:
SG1000アプライアンスのメンテナンス
前のトピック:
SG1000の電源装置の交換
次のトピック:
SG1000のドライブの交換