例6:ILMポリシーの変更

データ保護のニーズが変わった場合や新しいサイトを追加した場合は、必要に応じて新しいILMポリシーを作成してアクティブ化することができます。

ポリシーを変更する前に、ILMの配置の変更がStorageGRIDシステムの全体的なパフォーマンスに及ぼす一時的な影響について理解しておく必要があります。

この例では、新しいStorageGRIDサイトが追加されたため、そのサイトにデータを格納するようにアクティブなILMポリシーを変更する必要があります。

注意:
以下のILMルールとポリシーは一例にすぎません。ILMルールを設定する方法は多数あります。コンテンツの損失を防ぐには、新しいポリシーをアクティブ化する前に、ドラフト ポリシーをシミュレートして、ポリシーが想定どおりに機能することを確認してください。

ILMポリシーの変更によるパフォーマンスへの影響

新しいILMポリシーをアクティブ化すると、特に新しいポリシーの配置手順で多数の既存オブジェクトを新しい場所に移動する必要がある場合、StorageGRIDシステムのパフォーマンスに一時的に影響する可能性があります。

注意:
新しいILMポリシーをアクティブ化すると、StorageGRIDは、そのポリシーを使用して、既存のオブジェクトと新しく取り込まれるオブジェクトを含むすべてのオブジェクトを管理します。新しいILMポリシーをアクティブ化する前に、既存のレプリケート オブジェクトとイレイジャー コーディング オブジェクトの配置に対する変更を確認してください。既存のオブジェクトの場所を変更すると、新しい配置が評価されて実装される際に一時的なリソースの問題が発生する可能性があります。
StorageGRIDのパフォーマンスに一時的に影響する可能性があるILMポリシーの変更には、次のようなものがあります。
  • 既存のイレイジャー コーディング オブジェクトに別のイレイジャー コーディング プロファイルを適用する。
    注: StorageGRIDはそれぞれのイレイジャー コーディング プロファイルを一意とみなし、新しいプロファイルが使用された場合イレイジャー コーディング フラグメントを再利用しません。
  • 既存のオブジェクトに必要なコピーのタイプを変更する(例:大部分のレプリケート オブジェクトをイレイジャー コーディング オブジェクトに変換する)。
  • 既存のオブジェクトのコピーをまったく別の場所に移動する(例:クラウド ストレージ プールやリモート サイトとの間で多数のオブジェクトを移動する)。