ネットワーク リンクの設定

アプライアンスをグリッド ネットワーク、クライアント ネットワーク、および管理ネットワークに接続するために使用するポートのネットワーク リンクを設定できます。リンク速度およびポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードを設定できます。

開始する前に

Aggregateポート ボンディング モード、LACPネットワーク ボンディング モード、またはVLANタギングを使用する場合
  • アプライアンスの10GbEポートを、VLANとLACPをサポートするスイッチに接続しておきます。
  • 複数のスイッチをLACPボンドに加える場合は、Multi-Chassis Link Aggregation(MLAG)グループまたは同等の機能をサポートするスイッチを使用します。
  • VLAN、LACP、MLAG(または同等の機能)を使用できるようにスイッチを設定する方法を確認しておきます。
  • 各ネットワークに使用するVLANタグを確認しておきます。このVLANタグが各ネットワーク パケットに追加され、ネットワーク トラフィックが正しいネットワークにルーティングされます。

タスク概要

次の図では、4つの10GbEポートが固定ポート ボンディング モードでボンディングされています(デフォルトの構成)。
E5600SGコントローラの10GbEポートが固定モードでボンディングされた状態を示す図
番号 ボンディングされるポート
C ポート1と3がクライアント ネットワーク(使用される場合)用にボンディングされます。
G ポート2と4がグリッド ネットワーク用にボンディングされます。
次の図では、4つの10GbEポートがアグリゲート ポート ボンディング モードでボンディングされています。
E5600SGコントローラの10GbEポートがアグリゲート モードでボンディングされた状態を示す図
番号 ボンディングされるポート
1 4つのポートすべてを1つのLACPボンドにグループ化して、すべてのポートをグリッド ネットワークとクライアント ネットワークのトラフィックに使用できるようにします。
次の表に、4つの10GbEポートを設定するためのオプションをまとめます。デフォルト以外の設定を使用する場合は、[Link Configuration]ページで設定を指定します。
ポート ボンディング モード ネットワーク ボンディング モード クライアント ネットワークが無効な場合(デフォルト) クライアント ネットワークが有効な場合
Fixed(デフォルト) Active-Backup(デフォルト)
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにActive-Backupボンドを使用します。
  • ポート1と3は使用されません。
  • VLANタグはオプションです。
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにActive-Backupボンドを使用します。
  • ポート1と3がクライアント ネットワークにActive-Backupボンドを使用します。
  • ネットワーク管理者用に、両方のネットワークにVLANタグを指定できます。
LACP(802.3ad)
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにLACPボンドを使用します。
  • ポート1と3は使用されません。
  • VLANタグはオプションです。
  • ポート2と4がグリッド ネットワークにLACPボンドを使用します。
  • ポート1と3がクライアント ネットワークにLACPボンドを使用します。
  • ネットワーク管理者用に、両方のネットワークにVLANタグを指定できます。
Aggregate LACP(802.3ad)のみ
  • ポート1~4がグリッド ネットワークに単一のLACPボンドを使用します。
  • 単一のVLANタグでグリッド ネットワークのパケットが識別されます。
  • ポート1~4がグリッド ネットワークとクライアント ネットワークに単一のLACPボンドを使用します。
  • 2つのVLANタグで、グリッド ネットワークのパケットとクライアント ネットワークのパケットを分離できます。
ポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードの詳細については、E5600SGコントローラでの10GbEポートの接続を参照してください。
次の図では、E5600SGコントローラの2つの1GbE管理ポートが管理ネットワーク用にActive-Backupネットワーク ボンディング モードでボンディングされています。
ボンディングされた管理ポート

手順

  1. StorageGRIDアプライアンス インストーラのメニュー バーで、[Configure Networking] > [Link Configuration]をクリックします。
    [Network Link Configuration]ページには、ネットワーク ポートと管理ポートに番号が振られたアプライアンスの図が表示されます。
    SG5612のネットワーク ポートと管理ポート
    [Link Status]の表には、番号が振られたポートのリンク状態(Up / Down)と速度(1 / 10 / 25 / 40 / 100Gbps)が示されます。
    5612のリンク ステータス
    このページに初めてアクセスしたときの設定は次のとおりです。
    • [Link Speed]は[10GbE]に設定されています。これはE5600SGコントローラで利用できる唯一のリンク速度です。
    • [Port bond mode]は[Fixed]に設定されています。
    • [Network bond mode]は、グリッド ネットワークの場合は[Active-Backup]に設定されています。
    • [Admin Network]が有効になっており、ネットワーク ボンド モードが[Independent]に設定されています。
    • [ Client Network]は無効になっています。

    ネットワーク リンク設定(固定)
  2. StorageGRIDネットワークを有効または無効にします。
    グリッド ネットワークは必須です。このネットワークは無効にできません。
    1. アプライアンスを管理ネットワークに接続しない場合は、管理ネットワークの[Enable network]チェック ボックスをオフにします。

      管理ネットワークを有効または無効にするチェック ボックスを示すスクリーンショット
    2. アプライアンスをクライアント ネットワークに接続する場合は、クライアント ネットワークの[Enable network]チェック ボックスをオンにします。
      これで、10GbEポートでのクライアント ネットワークの設定が表示されます。
  3. 表を参考に、ポート ボンディング モードとネットワーク ボンディング モードを設定します。
    ここに示す例では、次のように設定されています。
    • [Aggregate]と[LACP]がグリッド ネットワークとクライアント ネットワークに対して選択されています。それぞれのネットワークに一意のVLANタグを指定する必要があります。値は0~4095の間で選択できます。
    • [Active-Backup]が管理ネットワークに対して選択されています。

    Aggregateモードのリンク設定を示すスクリーンショット
  4. 選択した内容に問題がなければ、[Save]をクリックします。
    注: 接続時に経由するネットワークまたはリンクを変更すると、接続が失われる場合があります。1分以内に再接続されない場合は、アプライアンスに割り当てられている他のIPアドレスのいずれかを使用してStorageGRIDアプライアンス インストーラのURLを再入力します。 https://E5600SG_Controller_IP:8443