Grid Managerを使用したストレージ コントローラのSANtricity OSソフトウェアのアップグレード

Grid Managerを使用して、SANtricity OSのアップグレードを適用します。

開始する前に

注意: テクニカル サポートからの指示がないかぎり、Eシリーズ コントローラのSANtricity OSソフトウェアをアップグレードしないでください。テクニカル サポートの指示を受けずにアップグレードを行うと、StorageGRIDアプライアンスが動作しなくなる可能性があります。SANtricity OSのどのバージョンがお使いのアプライアンスと互換性があるかを、NetApp Interoperability Matrix Tool(IMT)を使って判断できるよう、テクニカル サポートがお手伝いします。

タスク概要

注意:

以下の手順は、Grid Managerを使用してアップグレードを行う場合にのみ実行します。

注: SANtricity OSのアップグレード プロセスが完了するまで、他のソフトウェア更新(StorageGRIDソフトウェアのアップグレードまたはホットフィックス)を実行することはできません。SANtricity OSのアップグレード プロセスが完了する前にホットフィックスやStorageGRIDソフトウェアのアップグレードを開始しようとすると、SANtricity OSのアップグレード ページにリダイレクトされます。
注: この手順は、該当するノードすべてにSANtricity OSのアップグレードが正常に適用されるまで完了しません。各ノードにSANtricity OSソフトウェアがロードされるまでに30分以上かかることがあります。また、各StorageGRIDストレージ アプライアンスのリブートには最大90分かかることがあります。
注: この手順によって、SANtricity OSのアップグレードに関連付けられた最新バージョンにNVSRAMが自動的にアップグレードされます。

手順

  1. サービス ラップトップまたは管理クライアントで、ネットアップ サポート サイトから新しいSANtricity OSソフトウェア ファイルをダウンロードします。

    E2700ストレージ コントローラに対応したSANtricity OSのバージョンを選択してください。

  2. サポートされているブラウザを使用してGrid Managerにログインします。
  3. [Maintenance]を選択します。次に、メニューの[System]セクションで[Software Update]を選択します。
    [Software Update]ページが表示されます。
    ソフトウェア更新のランディング ページ
  4. [SANtricity OS]をクリックします。

    [SANtricity OS]ページが表示されます。

    StorageGRIDの最初の[SANtricity OS]ページを示すスクリーンショット

  5. ネットアップ サポート サイトからダウンロードしたSANtricity OSのアップグレード ファイルを選択します。
    1. [Browse]をクリックします。
    2. ファイルを確認して選択します。
    3. [Open]をクリックします。
      ファイルがアップロードされて検証されます。検証プロセスが完了すると、[Details]フィールドにファイル名が表示されます。
      注: ファイル名を変更しないでください。ファイル名の変更は検証プロセスで行います。

      SANtricity OSのアップグレードに有効なファイル

  6. プロビジョニング パスフレーズを入力します。

    [Start]ボタンが有効になります。


    StorageGRIDの最初の[SANtricity OS]ページを示すスクリーンショット
  7. [Start]をクリックします。
    アップグレードするノードのサービスを再開する際にブラウザの接続が一時的に失われる可能性があることを示す警告ボックスが表示されます。

    接続が一時的に失われることを示すダイアログ ボックスのスクリーンショット
  8. [OK]をクリックして、SANtricity OSのアップグレード ファイルをプライマリ管理ノードにステージングします。
    SANtricity OSのアップグレードを開始すると、次の処理が行われます。
    1. 健全性チェックが実行されます。このプロセスでは、ステータスが「Needs Attention」になっているノードがないかどうかがチェックされます。
      注: エラーが報告された場合は、問題を解決し、再度[Start]をクリックします。
    2. [SANtricity OS Upgrade Progress]テーブルが表示されます。このテーブルには、グリッド内のすべてのストレージ ノードと、アップグレードの現在のステージがノードごとに表示されます。
      注: このテーブルには、ソフトウェアベースのストレージ ノードを含むすべてのストレージ ノードが表示されます。SANtricity OSのアップグレードがソフトウェアベースのストレージ ノードに影響しない場合でも、すべてのストレージ ノードのアップグレードを承認する必要があります。ソフトウェアベースのストレージ ノードに対しては、SANtricity OS upgrade is not applicable to this nodeというアップグレード メッセージが返されます。

      SANtricity OSのアップグレード ページのSANtricity OSのアップグレードの進捗状況の部分を示すスクリーンショット

  9. 必要に応じて、リスト内のノードを[Site]、[Name]、[Progress]、[Stage]、[Details]の昇順または降順でソートします。または、[Search]ボックスに語句を入力して、特定のノードを検索します。
    ノードのリストをスクロールするには、セクションの右下にある左右の矢印を使用します。
  10. アップグレード キューに追加する準備ができたグリッド ノードを承認します。同じタイプの承認済みノードが1つずつアップグレードされます。
    注意: アプライアンス ストレージ ノードを停止およびリブートして問題ないことを確認するまでは、そのノードのSANtricity OSのアップグレードを承認しないでください。ノードでSANtricity OSのアップグレードを承認すると、そのノードのサービスは停止します。あとでノードをアップグレードすると、アプライアンス ノードがリブートされます。この一連の処理により、ノードと通信しているクライアントでサービスが中断することがあります。
    • すべてのストレージ ノードをSANtricity OSのアップグレード キューに追加するには、いずれかの[Approve All]ボタンをクリックします。
      注:

      ノードのアップグレード順序が重要な場合は、ノードまたはノードのグループを1つずつ承認し、各ノードでアップグレードが完了するまで待ってから、次のノードを承認します。

    • ノードをSANtricity OSのアップグレード キューに追加するには、それぞれの[Approve]ボタンをクリックします。
    注: ノードへのSANtricity OSのアップグレードの適用を遅らせることはできますが、表示されたすべてのストレージ ノードでSANtricity OSのアップグレードを承認するまでSANtricity OSのアップグレード プロセスは完了しません。
    [Approve]をクリックすると、ノードをアップグレード可能かどうかがアップグレード プロセスで判断されます。アップグレード可能な場合は、ノードがアップグレード キューに追加されます。
    ノードによっては、選択したアップグレード ファイルが意図的に適用されないため、これらの特定のノードをアップグレードせずにアップグレード プロセスを完了できます。ノードが意図的にアップグレードされていない場合、プロセスの[Stage]列には「Complete」、[Details]列には次のいずれかのメッセージが表示されます。
    • Storage Node was already upgraded.
    • SANtricity OS upgrade is not applicable to this node.
    • SANtricity OS file is not compatible with this node.

    SANtricity OS upgrade is not applicable to this nodeというメッセージは、StorageGRIDシステムで管理できるストレージ コントローラがノードにないことを示しています。このメッセージは、非アプライアンス ストレージ ノードに対して表示されます。このメッセージが表示されているノードをアップグレードせずに、SANtricity OSのアップグレード プロセスを完了できます。

    SANtricity OS file is not compatible with this nodeというメッセージは、プロセスでインストールしようとしているファイルとは別のSANtricity OSのファイルがノードに必要であることを示しています。現在のSANtricity OSのアップグレードが完了したら、ノードに適したSANtricity OSをダウンロードして、アップグレード プロセスを繰り返します。

  11. SANtricity OSのアップグレード キューから1つのノードまたはすべてのノードを削除する必要がある場合は、[Remove]または[Remove All]をクリックします。

    次の例に示すように、[Stage]列の進捗状況が「Queued」を通過すると、[Remove]ボタンは非表示になり、SANtricity OSのアップグレード プロセスからノードを削除できなくなります。

    SANtricityのアップグレードの[Remove]ボタン

  12. SANtricity OSのアップグレードが承認済みの各グリッド ノードに適用されるまで待ちます。
    注意: SANtricity OSのアップグレードの適用中にいずれかのノードの[Stage]列が「Error」になった場合、そのノードのアップグレードは失敗しています。障害からリカバリするには、アプライアンスをメンテナンス モードに切り替えなければならない場合があります。続行する前にテクニカル サポートにお問い合わせください。

    ノードのファームウェアのバージョンが古すぎてGrid Managerでアップグレードできない場合は、[Stage]列が「Error」になり、[Details]列にはYou must use maintenance mode to upgrade SANtricity OS on this nodeというメッセージが表示されます。使用しているアプライアンスのインストールとメンテナンスの手順を参照してください。アップグレード後は、このユーティリティを今後のアップグレードに使用できます。エラーを解決するには、次の手順を実行します。

    1. メンテナンス モードを使用して、[Stage]列が「Error」になっているノードのSANtricity OSをアップグレードします。
    2. Grid Managerを使用して、SANtricity OSのアップグレードを再開し、完了します。
    承認済みのすべてのノードでSANtricity OSのアップグレードが完了すると、[SANtricity OS Upgrade Progress]テーブルが閉じて、SANtricity OSのアップグレードが完了した日時が緑のバナーに表示されます。

    アップグレード完了後のSANtricity OSのアップグレード ページのスクリーンショット

  13. 別のSANtricity OSのアップグレード ファイルを必要とする、[Stage]列が「Complete」になっているすべてのノードについて、このアップグレード手順を繰り返します。
    注: ステータスが「Needs Attention」のノードがある場合は、メンテナンス モードを使用してアップグレードを実行します。