レプリケート オブジェクト用ストレージ容量の追加

導入環境の情報ライフサイクル管理(ILM)ポリシーにオブジェクトのレプリケート コピーを作成するルールが含まれている場合は、追加するストレージの量、および新しいストレージ ボリュームまたはストレージ ノードを追加する場所を検討する必要があります。

ストレージを追加する場所については、レプリケート コピーを作成するILMルールを確認してください。ILMルールによって複数のオブジェクト コピーが作成される場合は、オブジェクト コピーが作成される各場所にストレージを追加することを計画してください。たとえば、2サイトのグリッドがあり、各サイトにオブジェクト コピーを1つ作成するILMルールがある場合は、各サイトにストレージを追加してグリッドの全体的なオブジェクト容量を増やす必要があります。

注意: ある期間にレプリケート コピーを1つしか作成しないILMルールには、データが永続的に失われるリスクがあります。オブジェクトのレプリケート コピーが1つしか存在しない場合、ストレージ ノードに障害または重大なエラーが発生すると、そのオブジェクトは失われます。また、アップグレードなどのメンテナンス作業中は、オブジェクトへのアクセスが一時的に失われます。

パフォーマンス上の理由から、ストレージ容量とコンピューティング能力をサイト間で分散してバランスを維持する必要があります。そのため、この例では、各サイトに同じ数のストレージ ノード、または同じ数のストレージ ボリュームを追加する必要があります。

ILMポリシーが複雑で、バケット名などの条件に基づいてオブジェクトの配置場所を変えるルールや、時間の経過とともにオブジェクトの場所を変更するルールが含まれている場合、拡張でストレージを追加する場所の分析も複雑になります。

全体的なストレージ容量の消費状況をグラフ化すると、拡張時に追加するストレージ容量や、いつ追加のストレージ スペースが必要になるかを把握しやすくなります。Grid Managerを使用してストレージ容量を監視し、グラフ化することができます(StorageGRIDの監視とトラブルシューティングの手順を参照してください)。

拡張時期を計画する際には、追加のストレージを調達して設置するまでにかかる時間を考慮する必要があります。