メタデータ容量の追加

オブジェクト メタデータ容量はオブジェクト ストレージ容量よりも早く消費される可能性があるため、オブジェクト ストレージ容量が十分に残っている場合でも、ストレージ ノードを追加してメタデータ容量を増やさなければならないことがあります。

各ストレージ ノードのボリューム0では、オブジェクト メタデータおよび重要なデータベース処理のためにスペースがリザーブされます。各サイトですべてのオブジェクト メタデータのコピーが3つ保持されて、すべてのストレージ ノードに均等に分散されます。

グリッドの使用方法によっては、グリッドのメタデータ容量とオブジェクト容量が均等に消費されない場合があります。たとえば、小さなオブジェクトを多数取り込んだり、大量のユーザ メタデータやタグをオブジェクトに追加したりすると、全体的なストレージ容量が不足する前にメタデータ容量が不足する可能性があります。

オブジェクト メタデータの量が使用可能なメタデータ スペースの100%を超える前に、新しいストレージ ノードを追加する必要があります。Grid Managerを使用してストレージ ノードのメタデータ容量を監視し、グラフを使用してメタデータ容量が消費される速度を推定できます(StorageGRIDの監視とトラブルシューティングの手順を参照してください)。

メタデータ容量の拡張に関するガイドライン

ストレージ ノードを追加してメタデータ容量を増やす前に、次のガイドラインと制限事項を確認してください。
  • 各サイトに1つ以上のストレージ ノードを追加することで、グリッドのメタデータ容量を拡張できます。
  • 各サイトを同じ数のストレージ ノードで拡張する必要があります。
  • メタデータはボリューム0にのみ格納されるため、既存のストレージ ノードにストレージ ボリュームを追加してもメタデータ容量を増やすことはできません。
  • あるストレージ ノードでオブジェクト メタデータに使用できる実際のスペース量は、[Metadata Reserved Space]ストレージ オプション、ノードのRAM容量、およびボリューム0のサイズによって決まります。
  • StorageGRIDは、すべてのサイトにすべてのオブジェクト メタデータのコピーを保持します。このため、システムのメタデータ容量は、最も小さなサイトのメタデータ容量で制限されます。
  • ストレージ ノードを追加すると、StorageGRIDによってサイトのすべてのストレージ ノードにオブジェクト メタデータが均等に分散されて、グリッドの全体的なメタデータ容量が増加します。その他のユーザ アクションは必要ありません。
  • オブジェクト ストレージ容量が十分であれば、オブジェクト メタデータに使用できるスペースが増えることで、StorageGRIDシステムに格納できるオブジェクトの数も増えます。