ストレージとパフォーマンスの要件

初期設定と将来のストレージ拡張に対応するための十分なスペースを確保できるよう、仮想マシンでホストされているStorageGRIDノードのストレージ要件とパフォーマンス要件を把握しておく必要があります。

パフォーマンス要件

OSボリュームおよび最初のストレージ ボリュームのパフォーマンスは、システム全体のパフォーマンスに大きく影響します。これらのボリュームのディスク パフォーマンスが、レイテンシ、1秒あたりの入出力操作(IOPS)、スループットの点で適切であることを確認します。

StorageGRIDのすべてのノードで、OSドライブとすべてのストレージ ボリュームのライトバック キャッシュを有効にする必要があります。キャッシュは、保護されたメディアまたは永続的なメディアに配置する必要があります。

NetApp AFFストレージを使用する仮想マシンの要件

NetApp AFFシステムからストレージが割り当てられた仮想マシンにStorageGRIDノードが導入されている場合は、ボリュームでFabricPool階層化ポリシーが有効になっていないことを確認してください。StorageGRIDノードで使用するボリュームでFabricPoolによる階層化を無効にすることで、トラブルシューティングとストレージの処理がシンプルになります。
注意: FabricPoolを使用してStorageGRIDに関連するデータをStorageGRID自体に階層化することは絶対にしないでください。StorageGRIDStorageGRIDデータを階層化すると、トラブルシューティングと運用がより複雑になります。

必要な仮想マシンの数

StorageGRIDサイトに、少なくとも3個のストレージ ノードが必要です。
注意: 本番環境では、1台の仮想マシン サーバ上で複数のストレージ ノードを実行しないでください。各ストレージ ノードに専用の仮想マシン ホストを使用すると、分離された障害ドメインが提供されます。

管理ノードやゲートウェイ ノードなど、他のタイプのノードは、同じ仮想マシン ホストに導入するか、必要に応じて独自の専用の仮想マシン ホストに導入することができます。ただし、同じタイプのノードが複数ある(たとえば、2個のゲートウェイ ノード)場合は、すべてのインスタンスを同じ仮想マシン ホストにインストールしないでください。

すべてのノードのストレージ要件

StorageGRIDは、複数のノードが相互に連携する分散システムです。グリッド ノードのリストアにディスクのSnapshotを使用しないでください。各タイプのノードのリカバリとメンテナンスの手順を参照してください。

ストレージ ノードのストレージ要件

ソフトウェアベースのストレージ ノードには、1つにつき1~16個のストレージ ボリュームを設定できます。ただし、3個以上のストレージ ボリュームが推奨されます。各ストレージ ボリュームのサイズは4TB以上にします。
注: アプライアンス ストレージ ノードには、最大48個のストレージ ボリュームを設定できます。

各ストレージ ノードのボリューム0に4TB以上を割り当てる必要があります。StorageGRIDは、オブジェクト メタデータ用のスペース(Metadata Reserved Space[CAWM])、およびコンパクションや修復などの重要なデータベース処理用のスペースをボリューム0に最大4TB確保します。

追加のスペースをボリューム0に割り当てると、そのスペースはオブジェクト ストレージに使用されます。ボリューム0に4TB以上を割り当てることが推奨されます。

注: ストレージ ノードでストレージ ボリュームを1個しか使用していない場合に、そのボリュームに4TB以下を割り当てると、ストレージ ノードが起動時にストレージ読み取り専用状態になり、オブジェクト メタデータのみが格納される可能性があります。
注: ボリューム0への割り当てが500GB未満の場合(非本番環境での使用のみ)は、ストレージ ボリュームの容量の10%がメタデータ用に確保されます。