ホットフィックスの適用時の動作

ホットフィックスを適用すると、一連のソフトウェア更新がStorageGRIDシステム内のノードに適用されます。

ホットフィックスの適用手順の概要を次に示します。
  1. ホットフィックス ファイルをダウンロードします。
  2. Grid Managerで、[Maintenance] > [Software Upgrade]に移動して[StorageGRID Hotfix]を選択します。
  3. ダウンロードしたホットフィックス インストーラ ファイルをアップロードします。
  4. プロビジョニング パスフレーズを入力し、[Start]をクリックします。
  5. ホットフィックスがプライマリ管理ノードに自動的に適用されるまで待ちます。
    注意: 一部のホットフィックスは、ブラウザとプライマリ管理ノード間の通信に一時的に影響を与える場合があります。[Start]をクリックしたあとにエラー メッセージが表示された場合は、数分待ってからページをリロードし、エラーが解消されたかどうかを確認してください。
  6. StorageGRIDシステム内の残りのノードへのホットフィックスの適用を承認します。ホットフィックスはすべてのノードに適用する必要があります。[Approve]ボタンを使用すると、ノードに対してホットフィックスを個別に承認できます。[Approve All]ボタンを使用すると、すべてのグリッド ノードまたは特定のタイプのすべてのノードに対してホットフィックスを承認できます。

グリッド ノードは新しいバージョンのホットフィックスによって更新されますが、あるホットフィックスの実際の変更内容が特定のタイプのノードの特定のサービスにしか影響しない場合があります。たとえば、あるホットフィックスが、ストレージ ノード上のLDRサービスにしか影響しない場合があります。

ホットフィックスを適用できないノードがあると、ホットフィックスの進行状況テーブルの[Details]列にエラーの理由が表示されます。エラーを引き起こした問題を解決してから、プロセス全体を再試行する必要があります。ホットフィックスの適用が成功しているノードについては、以降の適用はスキップされます。ホットフィックスの適用は、すべてのノードが更新されるまで、必要に応じて何度でも再試行できます。

手順が完了したら、適用時にエラーが発生していないかどうかを確認し、発生している場合は問題を解決してから手順を再開します。適用を完了するためには、すべてのグリッド ノードにホットフィックスが正常にインストールされている必要があります。

リカバリと拡張のためのホットフィックスの適用方法

ホットフィックスがグリッドに適用されると、プライマリ管理ノードは、リカバリ処理の影響を受けたすべてのノード、または拡張時に追加されたすべてのノードに、同じバージョンのホットフィックスを自動的にインストールします。

ただし、プライマリ管理ノードのリカバリが必要な場合は、リカバリしたノードが他のすべてのグリッド ノードと同じバージョンのStorageGRIDソフトウェアを実行していることを最初に確認する必要があります。また、以前にホットフィックスを適用していた場合は、同じバージョンのホットフィックスをリカバリしたプライマリ管理ノードに再適用する必要があります。

以下は、リカバリ シナリオの一例です。
  1. グリッドではStorageGRID 11.3.1が実行されており、ホットフィックスが1つ適用されています。したがって、グリッドのバージョン11.3.1.1です。
  2. プライマリ管理ノードに障害が発生します。
  3. プライマリ管理ノードのイメージを再導入し、ノードをStorageGRIDバージョン11.3にリカバリします。
  4. プライマリ管理ノードをStorageGRIDバージョン11.3.1アップグレードする必要があります。
  5. プライマリ管理ノードにホットフィックス11.3.1.1を適用する必要があります。