ホットフィックスの適用

ホットフィックスはまずプライマリ管理ノードに適用されます。その後、すべてのノードで同じバージョンのソフトウェアが実行されるようになるまで、他のグリッド ノードへのホットフィックスの適用を承認する必要があります。承認対象として個々のグリッド ノード、グリッド ノードのグループ、またはすべてのグリッド ノードを選択して、承認手順をカスタマイズできます。

開始する前に

タスク概要

注: あるノードへのホットフィックスの適用を遅らせることはできますが、すべてのノードにホットフィックスを適用するまでホットフィックス プロセスは完了しません。
注: ホットフィックス プロセスが完了するまでは、StorageGRIDソフトウェアのアップグレードまたはSANtricity OSのアップグレードを実行できません。

手順

  1. サポートされているブラウザを使用してGrid Managerにログインします。
  2. 必要に応じて、アラートとアラームをサイレント化します。
    ホットフィックスの適用前にアラートとアラームの通知をサイレント化することで、ノードの停止やホットフィックス プロセスに関する余分な通知を受け取らずに済みます。
    • アラートをサイレント化するには、次の手順を実行します。
      1. [Alerts] > [Silences]を選択します。
        [Silences]ページが表示されます。
        Hotfix_create_silence_button
      2. [Create]をクリックします。
        [Create Silence]ダイアログ ボックスが表示されます。
        Hotfix_create_silence_screen
      3. [All Rules]を選択します。
      4. 期間、アラートの重大度を入力し、グリッド全体を選択します。

        ホットフィックスの適用にかかる時間としてノードごとに約3分を確保してください。

      5. [Save]をクリックします。
      注: アラートのサイレント化の詳細については、StorageGRIDの監視とメンテナンスの手順を参照してください。
    • アラーム通知を停止するには、次の手順を実行します。
      1. [Configuration] > [Display Options]を選択します。
      2. [Notification Suppress All]チェック ボックスを選択します。

        このチェック ボックスをオンにすると、ホットフィックスに関係のないものも含め、アラームのすべてのEメール通知が停止されます。


        [Configuration] > [Display Options]ページのスクリーンショット
      3. [Apply Changes]をクリックします。
  3. [Maintenance]を選択します。次に、メニューの[System]セクションで[Software Update]を選択します。
    [Software Update]ページが表示されます。
    ソフトウェア更新のランディング ページ
  4. [StorageGRID Hotfix]をクリックします。

    [StorageGRID Hotfix]ページが表示されます。

    StorageGRIDの最初のホットフィックスのページを示すスクリーンショット

  5. ネットアップ サポート サイトからダウンロードしたホットフィックス ファイルを選択します。
    1. [Browse]をクリックします。
    2. ファイルを確認して選択します。
      hotfix-install-version
    3. [Open]をクリックします。
      ファイルがアップロードされます。アップロードが完了すると、[Details]フィールドにファイル名が表示されます。
      注: ファイル名を変更しないでください。ファイル名の変更は検証プロセスで行います。

      アップロードされたホットフィックス ファイル
  6. プロビジョニング パスフレーズをテキスト ボックスに入力します。

    [Start]ボタンが有効になります。


    プロビジョニング パスフレーズの入力後に有効になったボタンのスクリーンショット
  7. [Start]をクリックします。
    プライマリ管理ノードのサービスを再開する際にブラウザの接続が一時的に失われる可能性があることを示す警告が表示されます。

    接続が一時的に失われることを示すダイアログ ボックスのスクリーンショット
  8. [OK]をクリックして、プライマリ管理ノードへのホットフィックスの適用を開始します。
    ホットフィックスの適用を開始すると、次の処理が行われます。
    1. ホットフィックスの検証が実行されます。
      注: エラーが報告された場合は、問題を解決し、ホットフィックス ファイルを再度アップロードして、[Start]を再度クリックします。
    2. [Hotfix Installation Progress]テーブルが表示されます。この表には、グリッド内のすべてのノードと、ホットフィックスのインストールの現在のステージがノードごとに表示されます。ノードは次のタイプ別に表示されます。
      • 管理ノード
      • ゲートウェイ ノード
      • ストレージ ノード
      • アーカイブ ノード
      注: 進行状況バーが最後まで到達し、最初にプライマリ管理ノードの[Stage]列がCompleteになります。

      [StorageGRID Hotfix]ページの[Hotfix Installation Progress]セクションのスクリーンショット

  9. 必要に応じて、各グループのリスト内のノードを[Site]、[Name]、[Progress]、[Stage]、[Details]の昇順または降順でソートします。または、[Search]ボックスに語句を入力して、特定のノードを検索します。
    各グループのノードのリストをスクロールするには、グループの右下にある左右の矢印を使用します。
  10. 更新の準備が完了したグリッド ノードを承認します。同じタイプの承認済みノードが1つずつアップグレードされます。
    注意: ノードを更新する準備ができるまではそのノードへのホットフィックスの適用を承認しないでください。グリッド ノードにホットフィックスが適用されると、そのノードの一部のサービスが再開される可能性があります。この一連の処理により、ノードと通信しているクライアントでサービスが中断することがあります。
    • ノードを個別にホットフィックス キューに追加するには、それぞれの[Approve]ボタンをクリックします。
    • 同じタイプのノードをすべてホットフィックス キューに追加するには、各グループ内の[Approve All]ボタンをクリックします。[Search]ボックスに検索条件を入力した場合、検索条件で選択したすべてのノードに[Approve All]ボタンが適用されます。
      注: ページの上部にある[Approve All]ボタンをクリックすると、ページにリストされているすべてのノードが承認され、テーブル グループの上部にある[Approve All]ボタンをクリックすると、そのグループ内のすべてのノードが承認されます。ノードのアップグレード順序が重要な場合は、ノードまたはノードのグループを1つずつ承認し、各ノードでアップグレードが完了するまで待ってから、次のノードを承認します。
    • グリッド内のノードをすべてホットフィックス キューに追加するには、ページの一番上にある[Approve All]ボタンをクリックします。
    注: StorageGRIDのホットフィックスの適用を完了するまでは、別のソフトウェア更新を開始できません。ホットフィックスの適用を完了できない場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
  11. ホットフィックス キューから1つまたはすべてのノードを削除する必要がある場合は、[Remove]または[Remove All]をクリックします。

    以下の例のように、[Stage]列の進行状況がQueuedよりも先になると[Remove]ボタンは表示されず、ホットフィックス プロセスからノードを削除できなくなります。

    ホットフィックスの進行状況([Remove]ボタンが表示された状態)

  12. ホットフィックスが承認済みの各グリッド ノードに適用されるまで待ちます。
    ホットフィックスがすべてのノードにインストールされると、[Hotfix Installation Progress]テーブルが閉じて、ホットフィックスの適用が完了した日時を示す緑のバナーが表示されます。

    ホットフィックスの適用完了後の[StorageGRID Hotfix]ページのスクリーンショット
  13. ホットフィックスを適用できなかったノードがある場合は、該当するノードのエラーを確認し、問題を解決してから上記の手順を繰り返します。ホットフィックスの進行状況(エラーのバナーとエラー メッセージが表示された状態)

    この手順は、ホットフィックスがすべてのノードに適用されるまで完了しません。ホットフィックス プロセスは、必要に応じて手順が完了するまで何度でも安全に再試行できます。

  14. アラートとアラームの通知をサイレント化した場合は、それらを再度有効にします。
    • アラート通知を再度有効にするには、次の手順を実行します。
      1. [Alerts] > [Silences]を選択します。
      2. 作成したサイレンスのラジオ ボタンを選択します。
    • アラーム通知を再度有効にするには、次の手順を実行します。
      1. [Configuration] > [Display Options]を選択します。
      2. [Notification Suppress All]チェック ボックスをオフにします。
      3. [Apply Changes]をクリックします。