バックグラウンド検証レートの設定

データ整合性に関する懸念事項がある場合は、バックグラウンド検証によってストレージ ノード上のレプリケート オブジェクト データをチェックするレートを変更できます。

開始する前に

タスク概要

ストレージ ノードに対するバックグラウンド検証の検証レートを変更できます。
  • Adaptive:デフォルト設定です。最大4MB/秒または10オブジェクト/秒(先に超過した方)で検証するようにタスクが設計されます。
  • High:ストレージ検証は高速で実行され、通常のシステム アクティビティのパフォーマンスが低下する可能性があります。

この設定は、ハードウェアまたはソフトウェアの障害により、オブジェクト データが破損している可能性がある場合にのみ使用します。優先度がHighのバックグラウンド検証が完了すると、[Verification Rate]は自動的に[Adaptive]にリセットされます。

手順

  1. [Support]を選択します。次に、メニューの[Tools]セクションで[Grid Topology]を選択します。
  2. [Storage Node] > [LDR] > [Verification]を選択します。
  3. [Configuration] > [Main]をクリックします。
  4. [LDR] > [Verification] > [Configuration] > [Main]に移動します。
  5. [Background Verification]で、[Verification Rate] > [High]または[Verification Rate] > [Adaptive]を選択します。

    [Verification Rate]の設定
    注: [Verification Rate]を[High]に設定すると、従来のVPRI(Verification Rate)アラームがNoticeレベルでトリガーされます。
  6. [Apply Changes]をクリックします。
  7. レプリケート オブジェクトのバックグラウンド検証の結果を確認します。
    1. [Nodes] > [Storage Node] > [Objects]に移動します。
    2. [Verification]セクションで、[Corrupt Objects]と[Corrupt Objects Unidentified]の値を確認します。
      バックグラウンド検証でレプリケート オブジェクト データの破損が検出されると、[Corrupt Objects]カウンタが増分され、StorageGRIDは次のようにデータのオブジェクトIDの抽出を試みます。
      • オブジェクトIDを抽出できた場合、StorageGRIDはオブジェクト データの新しいコピーを自動的に作成します。新しいコピーは、アクティブなILMポリシーを満たしていれば、StorageGRIDシステム内のどこにでも作成できます。
      • オブジェクトIDが破損していて抽出できない場合は、[Corrupt Objects Unidentified]カウンタが増分され、Unidentified corrupt object detectedアラートがトリガーされます。
    3. 破損したレプリケート オブジェクト データが見つかった場合は、テクニカル サポートに連絡して破損の根本原因を特定します。
  8. イレイジャー コーディング オブジェクトのバックグラウンド検証の結果を確認します。
    バックグラウンド検証でイレイジャー コーディング オブジェクト データの破損したフラグメントが検出されると、[Corrupt Fragments Detected]カウンタが増分されます。StorageGRIDは、破損したフラグメントを同じストレージ ノード上に再構築して、この状況からリカバリします。
    1. [Support]を選択します。次に、メニューの[Tools]セクションで[Grid Topology]を選択します。
    2. [Storage Node] > [LDR] > [Erasure Coding] > . > .を選択します。
    3. [Verification Results]テーブルで、[Corrupt Fragments Detected (ECCD)]属性を確認します。
  9. 破損したオブジェクトがStorageGRIDシステムによって自動的にリストアされたら、破損したオブジェクトの数をリセットします。
    1. [Support]を選択します。次に、メニューの[Tools]セクションで[Grid Topology]を選択します。
    2. [Storage Node] > [LDR] > Verification > [Configuration]を選択します。
    3. [Reset Corrupt Object Count]を選択します。
    4. [Apply Changes]をクリックします。
  10. 隔離されたオブジェクトが不要であることが確かな場合は、オブジェクトを削除できます。
    注: Objects lostアラートまたは従来のLOST(Lost Objects)アラームがトリガーされた場合、根本的な問題をデバッグしたり、データをリカバリするために、テクニカル サポートが隔離されたオブジェクトへのアクセスを求めることがあります。
    1. [Support]を選択します。次に、メニューの[Tools]セクションで[Grid Topology]を選択します。
    2. [Storage Node] > [LDR] > [Verification] > [Configuration]を選択します。
    3. [Delete Quarantined Objects]を選択します。
    4. [Apply Changes]をクリックします。