ロード バランシング処理の監視

ロード バランサを使用してStorageGRIDへのクライアント接続を管理している場合は、システムを最初に設定したあとと設定を変更したり拡張を行ったあとに、ロード バランシング処理を監視する必要があります。

開始する前に

タスク概要

管理ノードまたはゲートウェイ ノード上のロード バランサ サービス、外部の他社製ロード バランサ、またはゲートウェイ ノード上のCLBサービスを使用して、複数のストレージ ノードにクライアント要求を分散することができます。
注: CLBサービスは廃止されました。

ロード バランシングを設定したら、オブジェクトの取り込みと読み出しの処理がストレージ ノードに均等に分散されていることを確認する必要があります。要求が均等に分散されることで、負荷が高い状況でもStorageGRIDはクライアント要求に応答することができ、クライアントのパフォーマンス維持につながります。

ゲートウェイ ノードまたは管理ノードのハイアベイラビリティ(HA)グループをアクティブ / バックアップ モードで設定した場合、グループ内の1つのノードだけがクライアント要求をアクティブに分散します。

StorageGRIDの管理手順のクライアント接続の設定に関するセクションを参照してください。

手順

  1. S3またはSwiftクライアントがロード バランサ サービスを使用して接続している場合は、管理ノードまたはゲートウェイ ノードが想定どおりにトラフィックをアクティブに分散していることを確認します。
    1. [Nodes]を選択します。
    2. ゲートウェイ ノードまたは管理ノードを選択します。
    3. [Overview]タブで、ノード インターフェイスがHAグループに含まれているかどうか、およびノード インターフェイスのロールがマスターであるかどうかを確認します。
      ロールがマスターのノードとHAグループに含まれていないノードは、クライアントの要求をアクティブに分散している必要があります。
    4. クライアント要求をアクティブに分散しているべき各ノードに対して、[Load Balancer]タブを選択します。
    5. [Load Balancer Request Traffic]の過去1週間のグラフで、ノードが要求をアクティブに分散していることを確認します。
      アクティブ / バックアップのHAグループに含まれるノードは、ロールがバックアップに切り替わることがあります。その間はクライアント要求を分散しません。
    6. [Load Balancer Incoming Request Rate]の過去1週間のグラフで、ノードのオブジェクト スループットを確認します。
    7. StorageGRIDシステムの各管理ノードまたはゲートウェイ ノードについて、上記の手順を繰り返します。
  2. S3またはSwiftクライアントがCLBサービスを使用して接続している場合は、次の手順で確認します。
    1. [Nodes]を選択します。
    2. ゲートウェイ ノードを選択します。
    3. [Overview]タブで、ノードのインターフェイスがHAグループに含まれているかどうか、およびノードのインターフェイスのロールがマスターであるかどうかを確認します。
      ロールがマスターのノードとHAグループに含まれていないノードは、クライアントの要求をアクティブに分散している必要があります。
    4. クライアント要求をアクティブに分散しているべき各ゲートウェイ ノードに対して、[Support]を選択します。次に、メニューの[Tools]セクションで[Grid Topology]を選択します
    5. [Gateway Node] > [CLB] > [HTTP] > [Overview] > [Main]を選択します。
    6. [Incoming Sessions - Established]の数を確認して、ゲートウェイ ノードが要求をアクティブに処理していることを確認します。
  3. それらの要求がストレージ ノードに均等に分散されていることを確認します。
    1. [Storage Node] > [LDR] > [HTTP]を選択します。
    2. [Currently Established incoming Sessions]の数を確認します。
    3. グリッドの各ストレージ ノードについて、同じ手順を繰り返します。
      セッションの数がすべてのストレージ ノードでほぼ同じになっている必要があります。